napper

犬のしつけインストラクター乳がんステージⅢbからのサバイバル挑戦

GWいかがお過ごしですか

GWに入る前ですが
れっちゃんの狂犬病予防接種に行ってきました。

ついでに早めにフィラリアの予防薬ももらっといたんですが


病院でもらった薬に書かれていた名前が
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になってました。wwおちゃめ!
(正式名称:REX又はレックス)

こーゆーの、めっちゃすき。



さてこのGW、

戸棚の奥からむかーし購入したブリーチが出てきまして。

捨てる?メ○カリで売る??
ちょっと考えたんやけど

まあもったいないから使おうかな、と。

アラフィフに突入した今、
もうこれから一生ブリーチなんてすることもなかろう・・
(むしろこれからは白髪染め)

思い出作りにほんの軽く脱色する予定でしたが


ありゃま、まっかっか。
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ユーチューブでX JAPAN見てたら放置長すぎたさね。


ほんで
このアタマ+ツナギで教室の草刈りにいったらば


もうヤンチーが止まらない。
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草刈機がバイクにさえ見える。


GK9、しばらくヤンチーなインストラクターがお迎えすると思います。(合掌)








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GFIA始動

春眠暁を覚えずの間、
密かに熟成させていたことがありまして。

GFIA
(GK9 fellowship instructor academy)


つまりは、プロのインストラクターを養成、
又はすでにプロの方はそのスキルを磨き上げ

GK9の認める基準に達した方には
GFI(GK9 fellowship instructor )
として
認定をお渡ししよう、という
魂胆です。(魂胆て。人聞き悪い)


GK9は、多分多くのいわゆる「一般的しつけ教室」とは
ちょっと異なるメソッドを持ってて
・・というか

もちろん、先人たちから受け継ぐものも多いのですが

「え、従来のこれじゃちょっと何か足りないんちゃう?」
という部分を埋めるアプローチをずっと探し続けてて

ここ数年で、ある程度ですが、形になってきました。


犬たちに本当に必要なものは何か。
その知識を以てどうアプローチするか。

飼い主さんたちに伝えるべきことは何か。
何を、どう伝えるか。

しつけ教室とは何か。
存在する意味は何か。
どんな姿勢でプロとして人前に立つのか。

その蓄積してきた「知識とGK9メソッド」を
体系的にお伝えしよう、というのがGFIAです。


陽性強化系だから、○○する、○○しちゃダメ
しつけ教室だから、こんな感じだろう、○○しなきゃ、○○しちゃダメ
etc..
形骸化したマニュアルや
いつの間にかどこからか染み込んだ根拠のない思い込みを
俯瞰の視線で見直して

流派の「規定(縛り)」でなく
ただただ ひたすらに犬と飼い主さんを見つめたときに

踏襲するもの
膨らますもの
削るもの
形をかえていくもの

そんな変化・・いわば「成長」が
この業界にあっていい、と

むしろ
「成長」がなくてはならないと

強く、感じてきました。
(もちろん、より良い方向への「成長」を目指して)

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この病気になって
さて、いつまでこうして自由に動けるだろうかと
自分の身体の状態とこの先を考えたとき

そんなにのんびりはしてられへんやろうな・・というのが
正直なところで

犬たちと飼い主さんたちから学んだ
このたくさんのことを

GK9の考え方、メソッドに共感してくれる人たちに
「GK9の遺伝子」として
今のうちに全て手渡しておきたいと
強く思うようになりました。

なので、2期生以降の募集は今のところ考えていません。

いつでもいい?
また、機会がある?

いいえ、この身体と付き合う私にとっては、
「また今度」というものはあまりにも不確定であやうくて

だから
「今」
です。


「今」
GK9メソッドを学びたいと真剣に願ってくれる人たちに、
全力を注いでGFIAで全てを手渡します。


GFIA第一回目は6月。
受講を決めた方々、覚悟しておいて下さいね~(ニヤリ)

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2dayセミナー終了☆

尊敬する友人のひとり
Yちゃんにお招き頂いて2dayセミナーやってきました!

パピートレーニングの資格を持ったエキスパートの皆さんに
お伝えしたいこと、盛りだくさん。
もーやっぱりあっという間の4時間やった。


1日目のテーマは「犬のボディランゲージ」
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見えてたけど、見えてなかった世界。
だけど、「ある」と知れば見えてくるもの。
ワンコたちは、こんなにいっぱい喋ってる。表現してる。


それを踏まえた上からの~



2日目「青年期の犬の問題行動」
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ワンコがパピーから青年期に入るとはどういうことか。
どんな問題が起きるのか。

なぜ青年期にそんなことになるのか。
その色々なバックグラウンド。

ほんでプロのウチらはどうすりゃいいのか。

どっぷりディープな世界に浸かって頂きました。

さすが、磨き込まれたみなさん、
ガッツリついてきて下さいました。



まず「犬を知ろう」

それは、どんなテーマであっても
私の根底に流れる哲学です。

犬族の習性、思考パターン、それが分かっての行動パターン。
犬族の感情、言い分、それが分かってのトレーニング。


相手と仲良く過ごしたいなら
相手に何かを教えるなら

まず相手を知らずにできますかいな?


世の中をぐるりと見渡すと

セミナーやら本やらネットやら
こんなにもたくさんのしつけの情報が溢れてて
とっても頑張って「改善への道を知りたい」とみんな願って努力してるのに

なのにやっぱりまだ根本的な問題行動にみんな戸惑ってる。

そのお困り率も内容も、私が犬の勉強をスタートした十数年前から、
多分さほど変わってない。

何かが進んだ?
何かが解決しやすくなってる?
うーん、正直あまり実感できなくて。

今回、長らくワタシが懸念していたことが、
やっぱり実例となって問題に繋がってしまっていたり

多分、世の中の一般的なしつけの情報や概念に
何かが足りない。

とても重要なピースの、何かが欠けてる。

(あくまでも”世の中の一般的な”やで)


”○○の問題行動には△△しましょう”

「そんなマニュアルじゃ、ボクは変われない!」と
れっちゃんをはじめ多くのワンコに言われ続けてきて

だけどそんな性格の・・主張の強いワンコにこそ
細やかで色んな手助けが必要で


では、既存の情報や方法に、
一体何が・・何が足りない??

ワンコとヒトが上手くかみ合わなくなったとき
何を見てどう考えればいい?


何年もその欠けたピースを探し続けて
ようやく今、そのカケラを手にしつつあるような気がします。

漠然とした”思い”が、
自分の中で整頓された”考え”に固まりつつある。



多分今手にしているそのカケラは、
一方向からの視点だけでなく
色々な角度から見る度に多彩に色を変えるもので

まだまだ研究と追及の余地が広がってて

考古学者のように
一筆ずつ砂を払って形を見つけていくような
とんでもなく地道でじりじりした作業なんやけど


砂に埋もれた”大切なもの”のカタチをはっきり浮彫にして
それを磨いて磨いて

新たな光を放ち
暖かく命を吹きこんだものをみんなに手渡したい。


ワタシが動けるうちに
どこまで行けるかな。


今回、”大切なもののカケラ”を受け取って下さったみなさんが

そのカケラを胸に

それぞれの色を付けたり
育てたり
中身をおのおの研究してみたり

そんな種になったら、何より嬉しいです。


2日間、ありがとうございました♪また、会おうね!
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悪魔と契約したいとき

もおおーーーー
忙しさが加速してます。

「え、もうこんな時間?」て一日に何回言うんやろ。


忙しさの理由は色々やけど
とにかくせなアカンことが一列にずらーーと並んでて
足踏みしながら順番を待ってるという。


2/28と3/1に、2日連続セミナーのお話を頂いて
その資料作りに必死こいてますが

あれやこれやで、これがまたちーとも予定通り進まへん。



あれやこれやの「あれや」 除草シート張り。
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雑草が芽吹く前に張り終らねば。

あの巨大な斜面に、トンカチででっかい釘を打ち込むんやけどさ。
(何百本も)

漫画みたいにうつぶせたまま何度も”ずずーー”て滑り落ちて

土やったら、滑ってもすぐ止まるんやけど
ほら、シートの上やから
一旦滑り出すとほぼほぼ下まで止まらへんのな。

で、ロングリードを命綱にしてくくってるんやけど
はい 快適♪
(良い子は決してロングリードをこんな風に使ってはいけません。
 ちゃんと専用のザイルを使いましょう。)


虫取りアミは、50cm感覚で釘を打つ定規代わりで
(ちょうど柄の部分が50cm)

最初は50cmの棒を使ってたんやけど
なんせ斜面やから置くと転がる。どっかいく。

仕方なく口にくわえてたけど
なんかいいトシした女が
棒をくわえて斜面にへばりついてる絵面が

「なんか、あかんやろ」

て感じで
ヨダレも垂れるし

で、転がらない虫取りアミにしたんやけど


ま、口に棒をくわえてるのも
斜面で虫取りアミ持って綱にぶら下がってんのも

大して変わらんわな。


日中そんな作業をしてるもんやから
帰宅するともう体力尽き果てて廃人のようなありさまで

ちょっとウトウトすると「え、もうこんな時間!?」てことになり。


や、しかもこないだ主催のYちゃんに会った時

「もう2週間後かな?よろしくお願いしますー♪」
て言うたら

「え、来週ですよ先生。」

て言われて

血の気引いたからな。
アタシ、斜面にくっついてる場合じゃない。


てことで、ただ今臨戦態勢で今度はパワポに齧りついてます。
ようやく今日、1日目の資料が完成。
残るは2日目。間に合うのか。

まあいつもセミナー前は資料作りで徹夜になるんやけど

最後の方はいつも追い詰められて

「お願い、間に合わせてくれたらその後1週間寝込んでもいいー!!」
悪魔と契約してる。



そんなてんやわんやの日々の中で

遠方から大好きな友人が来てくれたり
RちゃんのパパがGK9の水道管を直しに来て下さったり
クラスのみんなで大笑いしたり
優しい気遣いに感激したり

やっぱり、何もかもが幸せで。


2/28「犬のボディランゲージ」
3/1「青年期の犬の問題行動」
大好物のテーマです。(笑)

がんばりまっせー!











支えと通院日

ブログを読んで下さっている方々から、
口々にご心配とねぎらいの言葉を賜り
ほんまに恐縮しきりですが@教室フリーズ&水浸し

お陰さまで修繕も一息つき、
新たな扉が2つ教室に出現しました。
(覗きたい方はご自由にどうぞ)


その間、

「水のタンク持ってったろか?(水入りで)」
「お水とカイロ持ってきましたー」
などなど、たくさんの暖かな気持ちに支えられ

また
凍結防止策などたくさんの情報を寄せて頂き
「大丈夫?」と心配して頂き

ほんまにGK9は愛されてるなー

と補佐役としみじみ話しておりました。

皆さま、ほんまにありがとうございます。



さて、昨日は病院の検診でございました。

例によって血液検査が嫌でブルーな気分で採血室へ向かったら
(毎回マジでトンヅラしたくなる)

Mちゃんのママや~~~~ん♪

まあ地元の病院ですから
知り合いにお会いすることもあるのでしょうけど

待合室で「水が凍って大変ねー」とまたまたねぎらって頂き
あんな話やこんな話を楽しくしている間に
Mちゃんママの採血の順番になり

ためらいなく果敢に採決へ向かう後姿をまぶしく見送り

ワタシも勇気を奮い立たせて腕まくりすることができました。
(どんだけイヤやねん)


「インフルもらったらアカンからねー」と
Mちゃんママにマスクをもらい
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そうやったわ・・丸腰で病院行ってもた。
Mちゃんママ、ありがとうー♪



血液検査の結果は相変わらずの
低白血球と
低タンパク(栄養不良ー)(なんでや、こんなに食ってんのに)

そして今回もまた腫瘍マーカーが

じりっ

と基準値を超えて上がってて

主治医にシブい顔をされました。


「PET・・撮ろうか」
と言われたけど

「もうちょっと様子を見ましょう」
とどっちが医者か分からんような返事をして


「じゃあ、次回も血液検査を・・」
という言葉にも

「血液検査は1回飛ばしましょう」

とゴリ押しして

そそくさと病院を後にしました。



怒涛の治療からもうすぐ4年?

こんなに元気に
氷の塔と戦ったり
除草シートと戯れたり
補佐役にゲキを飛ばしたり
毎日ドタバタと笑いながら過ごせる日々が戻ってくるなんて

あの時は思えなかったもんな。
自分の未来を、信じられなかった。

「何一つ不自由ない日々」
なんて求めないから

不自由だらけ
トラブルだらけでいい。

それをみんなで大笑いしながら
日々を過ごしていく

そんな幸せがワタシには似合ってるよな、と
しみじみ思う通院日、なのでした。







その後の壁事情

皆さまに多大なご心配をおかけしております

GK9の水道事情。


お陰さまで、
「本日何とか水だけ出るようになりました」と
修理屋さんから連絡があり

だけどそれでメデタシメデタシにならんのは



穴ーー
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あの独特な建物の構造ゆえ

コンクリートの壁の中で水道管が破裂し

漏れた水がトイレの塔の中に溜まりに溜まって
(つまり巨大な水のタンク)

壁の亀裂から水が噴き出していた、とのこと。


え、もしかしたら
もっと大事故になってた可能性もあったんか。

ミシミシッ
ドッバーーーー
て。



ともあれ、
人がようやく一人入って修理ができる穴を壁にブチ抜き
水道管を補修して

今後のメンテの事を考えて、扉を付けるらしい。
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(この内部が貯水タンクになっていた)

なので、壁がふさがるのはもうちょっと先とのこと。


まだまだ進化し続ける建物。

サグラダ系しつけ教室。


え、また明日氷点下やて?マジデーーー



どうして壁から水が

久しぶりに少し暖かく感じる朝でしたね。

やれやれ
今日は凍てついた教室が融けるやろうか・・

はい。

融けました。お陰さまで。


そしてきました。



ブシューー
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水漏れ、ハンパない。ヤラレター


しかも水道管やない。

壁よ。

壁から水が噴き出しとる( ꒪⌓꒪)


1Fトイレの洗面所の壁
2Fトイレの洗面所の壁



そしてこんなとこからも
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チョロチョロ


神社のお清めか。
トレビか。

10円投げたろか。



真っ先に管理してる不動産屋に電話して

そしたらすぐに不動産屋さん来てくれて

壁からブシューー出る水を見て
「ぁあーー・・」
てうめき声みたいなタメ息ついて



次にこの物件を管理してくれてる業者さん来てくれて

壁からブシューー出る水を見て
「はぁあーー・・」
てうめき声みたいなタメ息ついて



そん時に一緒に水道屋さん連れて来てくれて

壁からブシューー出る水を見て
「ぅうーんーー・・」
てうめき声みたいなタメ息ついて

「今日は、お手上げ!」

てことで水道の元栓閉めて

本日は教室の水が1滴も使えないことが
朝10:18頃に決定しました。



ちょっと重症なことになってるらしく

①コンクリートの壁をブチ抜く
②破裂した水道管を修理する
③ブチ抜いたコンクリートの壁をまたふさぐ

という大規模工事になるかもしれない・・

でもそんな修理をしたら

これから冬に水道管が破裂する度に
①~③を繰り返さねばならなくて

どうする?

てことらしいです。


明日と明後日に、どうにかしてみます~と言ってくれて

いやもう

ほんまにほんまに、どうぞよろしくお願い致します。



断水決定!取りあえず、水を汲む補佐役
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サバイバル、ますます過酷を極めております。



NHKの番組ザワザワ

相変わらず、凍り付いてます。GK9。

水、出ません。
トイレ、氷が張ってます。←使えない

昨日なんか、便器にツララができてたもんね。
初めて見た。なんだこりゃ。

この寒さのためか、ちょっと風邪ひいてます。
熱はないけど頭痛と倦怠感、鼻水がひどい。
咳は少々。
(補佐役も同時期に体調崩壊)

それでも寝込む余裕もなく
アレコレ仕事してますが
3日目の今日、「山は越えたかな?」て感じです。
エライぞ、ワタシの身体。
エライぞ、補佐役の身体。
よくふんばった。


さて。

先日のNHKのTV番組が放映されてから、
にわかに周囲がザワついています。

同じ業界の人々の意見やら
飼い主さんたちの反応やら。

そんな中で、ワタシの見解に耳を澄まして下さってる方も多い空気感を
ヒシヒシと感じてますが

あの訓練士さんの手法や方向性について語り始めたら
多分2時間は論ずることが出来そうなので

そして中途半端にそれを論ずることは
思わぬ誤解を招きそうなので

ここでその見解を述べることは避けようと思います。


しかしそれ以外に
「んーー・・」と思ったコトは

番組自体が
「多様性の重要さ」については触れようとしない番組構成なんだな、ってこと。
(残念)


訓練士さんは言ってたよね。
「噛むようになった理由は色々なんです」

本当は、その後に言葉が続いていたんじゃないのかな。
「だから、犬によって訓練方法も色々です。」と。

多分、収容されてる全ての犬たちに、
竹刀でどつきゲンコツでポカポカしてる訳じゃないんだろうな。
それは、フードを実に細かく、それぞれの犬に合わせて調合しているところからも
うかがい知ることができる。

しかし、多分番組プロデューサーさんの意向では
その部分は特に重要ではなく

インパクトのある部分だけを抜き出すと

「噛む犬の矯正は一律こうして(殴って)ます」

と仕上がり

だけど、命を救いたいから、やってます。

とストーリーが完成する。

(いや、ほんまのことは知らんよ。実際に見てないしな。)


しかしそのストーリーの中で
「特別な訓練法です。良い子はマネしないように」と
テロップを流したとしても

それを見た人の印象はもはや
「噛む犬はああするんだ」(肯定・否定含め)
から動くことなく

「あの訓練士は鬼だ。悪魔だ。」
もしくは

「見よう見まねでやってみよう」
「命をすくう行為として。愛ゆえに。」

という
両極端な考えに安直に繋がるのが、コワイ。本当に、コワイ。


かつてシーザー・ミランが一世を風靡した時も
「にわかシーザー」が巷に出現したと同じように

矯正訓練士気取りでマネしようとする人が出てくるのは
想像に難くない。
あの訓練士さんの姿勢に感銘を受けたヒトなら、余計のこと。



改めて感じたのは
「ああ、世の中の意識は、まだまだ”多様性”の重要さに気づいていない」
ということ。

あの番組構成を考えたプロデューサーさんに
もちろん故意に隠した意図もなかろうし
プロデューサーさんからの観点を以て
「噛む犬とニンゲン」に対する問題に一石を投じたものであろうし
(NHKがあの番組を放映したのは、
いろんな意味で「チャレンジだな・・」と感じたよね)

だけど、プロデューサーさんをはじめ一般的な意識はいまだ
○○な犬の訓練→△△する(マニュアル的な)
に留まり


こういう場合、こういう犬にはこうする、
だけどこういう犬にはこうする場合もある・・

そんな柔軟さや微調節、
犬によって選択する手法の多様さ
それが必要なんだ、大切なんだ、
実はそれこそがプロのプロたる所以なんだ・・という
その意識の部分(多分訓練士さんは言っていたであろう)は
後回しになりがちなんだね・・と。

もしもその部分がきちんとあの番組で語られていれば

一頭一頭の犬を見て
そのコに合わせた(適した)対処や訓練法があり
プロはそれを見極め、調節できる技術があるからこそ

見る目がないなら、安易にマネしたらアカン。

がきちんと伝わるであろうし
伝わって欲しかった。

マネしたい人は
「犬を叩く」という行為からマネをスタートさせるのでなく

せめて「犬を見る」というところから
マネできただろうに。と。


あのチャレンジングな番組が
単なる「噛む犬の矯正に殴ること」
それがいいのか悪いのか
そんな表層の議論になってしまうのはもったいない、よなあ。

訓練手法以外にも
ブリーダー(ブリード)の問題
ショップ販売(購入)の問題
ニンゲン社会で犬を飼う意識の問題
世の中のしつけ教室や訓練所の問題
トレーナーやインストラクターのスキルの問題 etc..

実に様々な考えるべき問題点が
裏側から噴出してる番組。

そしてそれに関わる全ての人に(自分も含めて)
「殴られなきゃいけない哀れな犬」を作る加害者
になる可能性があるということ。
(実際に他の訓練所やしつけ教室で壊れた犬を何頭も見てきた)

「アンタ、良い人?悪い人?」
あの訓練士さんだけに善悪を背負わせるのは
見当違いなんだろう。
(しつこいけど、あの矯正方法の是非はおいといて)


また、大きな課題をもらいました。



ワタシは、1日もあればれっちゃんを立派な”咬み犬”にさせることができる。
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”彼を咬み犬にする方法”を知っているからこそ
”彼を咬み犬にさせない方法”も分かる。


全てのワンコが、お家でヘソ天で寝られるときがきますように。


※壊れた、咬み犬、などの表現がケシカラン!というご意見は
 さておいて頂きたく存じます。







れっちゃんのささやかな狩り

れっちゃんは、室内に落ちてるモノを
何でも運んで来てくれます。


かーちゃん、こんなん拾ったで。
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シュシュね^^;
猫が落としたのね



れっちゃんが若い頃から
「とにかくくわえたものを渡してくれたら倍返しでお礼」
「いつでも何でも盛大に感謝」
という約束を作ってんな。

所有欲が犬一倍強い彼は
奪う・取り上げることをたった3度繰り返すだけで、
間違いなく「渡さない犬」になる。

だもんだから、
部屋に落ちてる輪ゴムだろうが
猫のヒゲだろうが
時には部屋の隅のホコリだとか

とにかく「よくこんなモン見えるな!」という
ちっさいモノまで

小腹がすくとセッセと運んで来る彼に

「はいはい、ありがとね」
「あー、どーもどーも」
といちいちお礼を言って給料(トリーツ)を支払うんだけれども


ま、普通のトレーニング的に言えば

「オヤツ目当てで行動を起こすようになったら
オヤツをあげなくなればその行動も止まる」

のであるが

そこはホレ、普通の反応とちょっと違うれっちゃん。


昔、色んなモノを運んでくる行動をやめさせようとして
「いらないし」
とそっけなく断ったら

どうしたと思う?


「ふーん、いらないんだー・・」
「ホントに?」

「じゃあ、オイラ食べちゃうよ、コレ食べちゃうよ~」

わざと食べ始めたんな。

くそう、ヒトの弱みに付け込みやがってー


それから慌てて
「貰うから!それ、貰いますーーー」と言っても

もう彼は渡そうとしなかった。
たとえオヤツを見せても。
「さっきいらないって言ったじゃーん」とばかりに。

ワンコにも、「渡す気になるタイミング」ってのが
明確にあるんだ、
そのタイミングの前でも後でもシコリが残るんだ(特に所有欲の強いワンコは)
ってその時彼に教わった。



ワンコは、ヒトのココロを読む、と言われるけど
彼らの観察眼はほんとにすごい。

「それ、どうせ食べられへんやろ」と思うモノだけ
受け取り拒否や無視もしてみた。

今度はどうなったと思う?

今度は、ほんまに放して欲しいモノを放さなくなった。


「ワタシが受け取らない」
→価値が低いらしい
→じゃ、オイラもいらない


「ワタシが受け取ろうとする」
→価値が高いらしい
→渡すのが惜しくなる

・・で、本当に口から放して欲しいものほど、放さなくなった。

もー、めんどくせーな。


ってことで、質草に入れにきたモノは一律受け取ることにした。(結局ー)

くわえたモノの価値を品定めする学習をさせるよりも
くわえる→渡す(渡す) が反射行動になるくらいの方が、
彼の気質には良さそうだ、と
色々試して達した結論。



多くの動物たち(そして特にこのテのタイプのワンコ)は
単に「食欲」だけで動くんじゃない。

日常でも
トレーニングの時も
「ただオヤツが欲しいからやる」
という単純なものでなく

「オヤツを勝ち取るまでの過程」ごと・・
そのプロセス+結果報酬 に
つまり

単にエサを食べる でなく
狩る(頭を使う・工夫する)+自力で獲得した獲物を食べる
というところまでセットで
ワクワクする、ってことらしい。
これぞまさに、エンリッチメント!

そしてそれは、単に食欲を満たすことが目的でもなく
「ワタシとの関わり」があってこそ成就するらしい。



まあ今ならば
少しばかりトレーニング技術を駆使すれば
彼のこんな行動もやめさせることは出来るだろうけれど

れっちゃんのささやかなワクワク(狩り)を
トレーニングという名の元に奪う必要性もなかろう。



身に着けたこのトレーニングの知識と技術は

ワンコたちを危険から守り
不必要なストレスから守り
ココロを安寧に保ち

絆を結んだヒトと互いに摩擦なく暮らすためのもの。

決して
「めんどくさい」とか「邪魔くさい」とか
ニンゲンの一方的な都合や手抜きに付き合わせるために
彼らの行動を変えるためのものじゃない。



先日お風呂からあがったら
いつもワタシが座ってるPCデスクの周りにいっぱい白いもんが置かれてて

なんなん?
て思ったら


最近、座布団が破れましてね。
チラッと中綿が見えてたんですが。
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めざといれっちゃんは、
ワタシがお風呂からあがったら
質草に入れるべく、一生懸命作業していたらしい・・
(疲れ果てて眠る老犬)

コレ、単なる「イタズラ」じゃないねんなあ。

ワタシと「関わり」を持ちたい
(そしてついでに美味しいもんももらっちゃおう)という、
彼なりの知恵と工夫。
きっとワクワクしながら一口サイズにしたのね。
ギューッ(ココロの中でれっちゃんを抱きしめる音)


まったくキミたちときたら、驚きと感嘆の連続だよ。
ステキすぎて、グゥの音も出ないわ。




何でもかんでも、トレーニングや訓練で
オイラたちを蹂躙できると思うなよー
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うんうん、分かってる。分かってるよ。(のつもり)



階段に胸キュン

また雪で教室お休みだよ・・

一体今年はどうなってんだぃ(泣)



さて、年末に来た新しいクルマに
どうやってれっちゃんを乗せようかと

いや れっちゃんは乗るんやけど
ワタシが乗せられないという(ややこしいわ)


右胸全摘 右腋下リンパ全郭清という手術をしてからというもの

「リンパ浮腫になるから、
 右腕にはハンドバッグより重いモノを持ってはイケマセン」
という

どんだけお嬢様やねん
そんなんであの教室でサバイバルできるかー!

なご無体な宣告を受けたことと


右腕がイマイチ言うことを聞かず
体重20kgのれっちゃんを地面から持ち上げることが出来なくなり

こりゃ、自分で乗ってもらうしかないな と。


前の車でも、ワンコ用の階段を使って
れっちゃんに乗ってもらっていたんやけど、

残念。

今回の車には、高さが合わへん。
かといって市販ではちょうどいい高さは売ってない。

てことで、頭をひねりにひねって


手前の白い部分なーんだ?
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ぱかっ
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階段デター( ・∀・)




はい、乗ってちょうだい
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はーい




よいしょ、どっこらしょ
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乗れたよ♪
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えらいなあー♪




ほんでまた、階段をはめこんで
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上からクッションを敷けばれっちゃんスペースのできあがり。



昔のれっちゃんなら、
こんな段差、ぴょーんと飛び乗ることもできたけど

あと4ヶ月で15歳になるれっちゃん

よいしょ、よいしょと1段ずつ階段を登る姿に

なんか胸がキューンとする。



まるでお日様みたいな
昨夜のスーパーブルームーン
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どうか、大好きな飼い主さんたちと大切なワンコたちを
見守って。



そんな願いをつぶやくワタシの横で




ヒラヒラと満月に向かって財布を振る補佐役。
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おめーはよーーっ( ꒪⌓꒪)


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Graceのブロマガ

犬に興味のある方や、しつけインストラクター向けのディープな話題。ブログでは語りきれないGrace的思考のアレコレ。興味のある方はぜひ。(有料記事)

プロフィール

Grace

Author:Grace
ドッグトレーニングインストラクターにして、只今闘病中。乳がんステージⅢbからのサバイバルを目指しつつ、日々想ふことあれこれふわりふわり。

2014/2
7cm大腫瘍発覚
リンパ節転移
ステージⅢb

2014/3 
CVポート埋め込み
抗がん剤開始
FEC×4クール

2014/6 
ハーセプチン+ドセタキセル×4クール

2014/9/29
切除手術(右全摘)
腋窩リンパ節郭清

2014/11/4
ハーセプチン×14クール

2014/12/18
ホルモン治療タスオミン開始
(5年間予定)

2015/1/21
放射線治療25回 50Gy

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