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犬のしつけインストラクター乳がんステージⅢbからのサバイバル挑戦

クリスマスディスプレイ

11月も中旬ですね。

え、あと1か月半で来年やん。(やばいやばいやばい)

と、その前にクリスマス!

GK9でも、ディスプレイがハロウィンからクリスマスに変わりました。

じゃーん。2Fレストルーム。
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左のツリー、雪が降るねん。パラパラと。
ラッカーで固めたけど、やっぱり降る。
良い子のみなさんは触らないように。



教室の守り神、れっちゃんと花梨も衣替え。
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ロールスクリーンのフェイクプランツもおめかし。
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めっちゃお気に入り、アイアンのリース。(1号)
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この教室にとってもよく似合う。




後日、1Fも補佐役と飾りつけ。

今年は180cmのクリスマスツリーっすよ(@ヤ○オク)
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オーナメント、これからまだ増える予定!



ねえー何してるの?ねえねえねえーー
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テーブルランナーをタペストリーにして、アイアンリース(2号)と組み合わせて
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さあ、「あえてブラ下げる」ですよー




一気にマライアが似合う空間になりました。
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時間がなくて今日はここまで。

でもまだディスプレイは増える予定・・一体何の教室やねん、ここ。










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ローズの香りとあえてブラ下げること

光陰矢の如し。

元気にやってます。
毎日全力疾走です。(要領が悪い、ともいう)


なんかここ最近、やたら薔薇の香りが欲しくなってですね。

身体が欲しがってるってーの?

とにかくローズの香りがかぎたくてかぎたくて、
家じゅう探したりしたんやけど

見事にいっこもないねんな。

元々グリーン系かジャスミン系が好きで
ソープも洗剤もとにかく香り系はチョイスがぜーんぶそっちやった。


れっちゃんに一抹の望みをかけてクンクンにおってみましたが

・・犬のにおいやった。(そらな)


それでもどうしてもローズが欲しくてたまらなくなり
えいやっと購入。(@ヤ○オク)


ハウス・オブ・ローゼのハンドクリーム。ラ・ローゼ。
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甘すぎず少し酸味のあるローズの香り。
幸せ~~~~~~

なんで急にこんなにローズなん?と自分でも不思議で
アロマの効能などを調べてみたら

ローズの香り
拒絶や傷つけられ、自分へ自信がなくなってしまった時に、
心を癒し、元気を取り戻す。
孤独感や失望感を和らげ、自分と他人への信頼感をよみがえらせる。


どんだけ疲れ果てとるんや、ワタシ。



GK92Fのカフェルーム、
全面ガラスにロールスクリーンなんですが、

ロールスクリーンのヒモの先に付いてるタマ(プラスチック)が
ガラスに当たってカチカチと音を立てるんですね。

どうにもそれが気になって、バンテージなど巻いたりしてたんですが
それだとあんまり色気もなくつまらんかったんで


100均のフェイクプランツを巻いてみました。
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お、可愛くね?
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これさー、商品化できそうやん!
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ブラ下がってるコレをくわえたがるワンコもおるかもしれんけど
いざとなればクリップで高い位置に止められる工夫もバッチリ。

そやけど

よっぽどなワンコでない限り
あえてブラ下げてます。


必要なことは
「出来るようになること、その方法が分かること」
やんね?

いや、自宅ではちゃんと安全管理も考えるのが必要やで。
事故起こさんために。

そやけどここはしつけ教室。

なーんにもないがらんどうの室内で
失敗させないように取り除け!!
全て片付けてしまえ!
オヤツを使って気をそらせ!

「ほら、お利口さーん」

て言ってて、日常で本当に必要なことは練習できる?

なんでもかんでも飛びついてくわえたがるワンコの練習、
(いや、それをマネージメントする飼い主さんの練習)
必要なんちゃう?


二本足と四本足が一つ屋根の下で暮らしていくために
本当に必要なことはなに?

しつけ教室は、それを提供できる場になってる?


いつもいつも、考え続けてます。
(そやからローーーズーーー)






縁起物?

今日のレッスン中に
アタマを強打しましてね。


ありえないくらいでっかいタンコブができました。
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打った瞬間、気が遠くなったわ。


軽く脳震盪?

帰宅してからも、頭痛・めまい・吐き気が止まらず。


ひたすらタンコブを冷やしてみる。
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いてーよ キモチわりーよ


巨大タンコブを見たダンナ

「あはは、コブ鯛や〜ん」


コブ鯛参照
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折しもその時、ちょうど「骨折鯛」の番組やってて。

骨折鯛…鳴門の海で、流れの速い所で泳ぎ続けるために
疲労骨折をした鯛。
身が締まってて美味しいらしい。



アタマにコブ。
首から下は骨折。

鯛、なんか親近感わくわー。


しかし、風呂がコワイ・・痛いんやろな(泣)



黒豆と階段と幸せの数々

相変わらずバッタバタの日々ですが

クリスマスじゃなくても
誕生日じゃなくても
特別な日じゃなくても

「めっちゃ嬉しいこと」や「めっちゃ楽しいできごと」
がいつも巻き起こってるGK9です。



「黒豆、解禁だったので♪」とわざわざ届けて下さったKちゃんのママ。
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秋の恵み、至福っすよ。昇天しそうでした。

補佐役とビシッと半分こしたんですが

「奇数やったら、パワハラ使って残りの1コを奪い取ろう」
と密かに心に決めてましたが(心狭い)

ちゃんと偶数でした。

ケンカせずに半分こできましたよ~(コドモか)




先日の大雨で階段の土が流れ
1段だけちょっと危ない感じになっていたんですが

それをLのおとーちゃん<過去記事:階段の神、降臨>が修理してくれました。
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ちょうど教室レッスンがない日でワタシは不在やったんですが

「直しといたからね」
って言って下さって

これでまた、ワンコと飼い主さんたちが
駆け上って来てくれます!

ほんまにほんまに、いつもありがとうございます。



遠方の友人がはるばる来てくれて
元気な姿を見せてくれたり

めっちゃ可愛いポーチを頂いたり

ステキな先生がGK9でマッサージセミナーを
して下さったり(この記事は後日改めて)

毎日美味しいプチトマトが実ったり

そして毎レッスンごとに
「来たよー!」と胸に飛び込んできてくれるワンコたちと
それを見守る笑顔の飼い主さん

いつも気遣って支えてくれる補佐役と仲間

これを幸せと言わずに何という。



そりゃあ、ロクでもない病気になるわ
再発カウントダウンやわ
肋骨は治らんわ
目は回るわ
白目の血管は切れるわ(加齢ー)

いろいろありますけれども

それを差し引いてもなお余りある
毎日湧きおこる「めっちゃ嬉しいことの数々」


やっぱりワタシは幸せモンだなぁ~と

合掌せずにはいられないのでございます。


ちょっとだけでいいから

ゆっくり目も回していられないくらい
毎日の怒涛の忙しさの中

資料を作ったり
調べものをしたり
アレコレ連絡をしたり

PCに向かって作業することも多く

そんなときは必然的に部屋の片隅で
れっちゃんに背を向けて作業をする形になるんですが

時々ね、
呼びに来るんですね。


控えめに椅子の背をコツコツと前足で叩き

「ん?」と振り向くと

ゆうるりとシッポを振って
何かもの言いたげな顔をして。


「なに?どしたの??」
とワタシが椅子から立ち上がると

「こっち、こっち!」と言わんばかりに
振り返りながら歩いて

お願いしたいヒントの場所にワタシを連れて行きます。


お腹が減ったらフードボールの前へ。

小腹が減った時はバスタオルのところへ。
(いつもバスタオルの上でオヤツをもらう)

お庭に出たい時はドアの前へ。

散歩に行きたいときはハーネスがしまってある引き出しの前。

長座布団に導かれるときもあります。
(一緒にお昼寝しよ!ということらしい)

その場所に着くと、
ワタシの顔とそこにあるモノを交互に見ながら
ニコニコしてるれっちゃん。


そんなとき、時間があればリクエストに応えてあげるんですが
ままならぬ時もしばしばで。

「もうほんと、ごめん!後でしたげるからさぁ」
と言うと

それはそれはガッカリして
頭とシッポをがくーっと下げて

ションボリとあらぬ方向を向いて
つまらなさそうに伏せてタメ息をつきます。


犬のしつけで
「犬の要求に応えない。とにかく無視する。」
という考え方もあるけど

子犬の頃から全ての要求を無視された犬は
人にコンタクトすることを諦めて

何とか手に入れるために余計に大騒ぎしたり(要求吠え)
実力行使で欲しいものをゲットしたり(噛む・ひったくり・コソ泥)

あるいは孤独な世界で無気力にションポリしたり

そんなコに育たへんやろか。



「犬の要求に応える」
ということは

もちろん何でもかんでも言いなりになるということじゃなく

「オイ、オカン!○○しろよ!!」
なんてエラソーに言われて、召使よろしくへーこらすることでもなく

要求の正当性や緊迫性
いろんなことをバランスよく考えた上で

応えるか・応えないか
断るならどうやって断るか

その時の状況で、柔軟に考えるべきものやろう。


だから、なんでもかんでも
「無視!無視!!無視!!!」
・・な”優しいしつけ”って

ほんまに優しいんやろかね?と
首をひねってしまうのね。


その”お願い”が正当なものであり

かつお願いの仕方が礼儀正しいものであるならば

即座に叶えるのがむしろ義務じゃーないかと思ってる。


礼儀正しくなければ
”礼儀正しいお願いの仕方”を教えてあげればいい・・
それが「しつけ」ってもんやろう。

そう、「全ての要求をシャットアウトさせる」ものでなく
「無礼なお願いを全て聞く」ものでもなく

「正しいお願いの仕方」を教えるのが本当のしつけやんね。


言葉を話せない犬からの要求(お願い)。

「○○しろよ!」でなく
「○○してもらえないかな?」と穏やかに聞いてくれること。

「あ、いいよ」
「ごめん、後でね」
「その頼み方はないんちゃう?」

こちらの意向を伝えること。

ねえ、これが本当のコミュニケーションていうもんじゃないのかな。



このブログを書いている間にも
れっちゃんが”コツコツ”と呼びに来て

「小腹が減ったのでオヤツ欲しいです」な
バスタオルコーナーに連れていかれました。

なので牛皮ガムをあげたんですが

少ししてまた”コツコツ”と呼びに来て
またバスタオルコーナーに導かれました。

「なんでー まだガムあるじゃん?」と言うワタシの前で
れっちゃんは伏せて嬉しそうにまたガムを齧りだし

時々齧るのを止めてはワタシを見上げ
ゆるゆるとシッポを振る。

ああー

「ちょっとだけでいいから、齧る間、撫でてくれない?」って言ってるのね。


はいはい。良かったねえ。美味しいねえ。
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言葉がなくても、分かり合える。

「犬の要求」への向き合い方から、ちゃんとそんな関係になれる。




眩暈と台風その後

みなさまに多大なご心配をおかけしております眩暈、
お陰さまでだいぶん軽減してきました。

何とか歩くことはできるようになってきたものの
とにかく下を向いたり頭を動かすとまだダメで

うっかり机の上のモノを近くで見ようと
顔を寄せると(手で取れ、手で!)
ぐわ~~~~んと回り始めるねんな。


こないだも教室で

興奮して回り始めたTクン(補佐役の愛犬・ポメラニアン)を止めようと
顔を近づけたら
そのまんまドデーン転がりました。

Tクン、驚いて止まってたけど。

こんなんじゃ、天橋立いかれへん。
馬跳びもできへんしな。(特に馬のほう)



さて、先日の台風
みなさまのところでは被害は大丈夫でしたでしょうか?

GK9の被害といえば

強風で力尽きたポストが落ちてたり
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(・・うつぶせ)


遥か彼方へウチのジョーロが飛んで行ってたり
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おおーい 帰ってこーい


実ったトマトが坂を転がり落ちて散らかってたり
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トマト地雷を撤去する補佐役(&Tクン)
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まあ微細な程度で済みましたが

甚大な被害を受けた皆さま、
どうか一日も早い復旧を祈っております。






近況

あっっっ


と言う間に
日々が過ぎていきますな。

息つく間もないほどの毎日ですが

それはそれは日々充実しておりまして



補佐役が汗だくになって
1Fバックヤードの棚を手作りしてくれたり
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早速オープンⅡの作品を保管するのに大活躍(ありがとーん♪)
ほんま補佐役の工作の才能すごい。尊敬する。



ペットグッズ通販のペピイさんの最新号
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巻頭特集記事の監修をさせて頂いたり
(補佐役のフトモモとYちゃんも出演)
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ん・・チラッと下にいるのは。



前髪薄い、アタシ。
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ある日、自転車が打ち捨てられていたり。
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もう、ほんま腹立つ。
ヒトの畑に勝手に捨てんな。(畑ちゃうやろ)



雑草との戦いに疲れ果て
「グランドカバー」なるものにすがってみたり
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※グランドカバー・・地面を覆う植物のこと。芝生とか。
            コレが一面にはびこると、雑草が生えるスキがなくなって雑草が減るらしい。

ドッグランの片隅に植えてみました。
見つけた人は良いコトあるかも!?

お高い苗っす。
枯れるな。絶対枯れるなよ。



病院に検診に行ったら

いつまでも治らない肋骨骨折に
「偽関節」の疑いも出てきて

また来月検査になったり(泣)
(だから笑いすぎっちゅーねん)


日々ほんまにいろんなことが巻き起こりますが

それもまた楽し。

笑顔で通って下さる大好きなワンコと飼い主さん、
いつも支えてくれる補佐役と友人たち。
応援して下さる方々。

「時間よ止まれ!」て思うくらい
毎日が幸せです。






売れたトウモロコシ

GK9のトウモロコシ、順調に育っております。
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ちょっと細いんですけどね~
肥料が足りなかったのかな。

それでも、初めてにしてはそれなりの形・・
トウモロコシらしくなってる。


そんなある朝。


なんと!トウモロコシが何者かに食われてました。。。
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芯だけ、ころん。


あまりにキレイに食べてあるので
多分動物じゃないな。

皮もキレイにむいて食べてる。

どうやらニンゲンが食ったらしい。
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窃盗やろそれ。


・・と思ったら、


横に10円置かれてました。

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窃盗やなしに購入やったーー





夏休みの珍客⑤~一緒に暮らすためのしつけ~

まあつい吠えちゃったり回っちゃったり
トイレ失敗しちゃったりするTクンですが

それはそれは愛いヤツでしてね。

一旦心を許した人には
ひたむきな信頼と愛情を寄せてくれて
すごくよく意思疎通ができる。
(冷静な時には)


補佐役のお家へ来て2年、
最初引き取った時はなかなかに問題満載で

補佐役から色んな困った話を聞きながらも
「良い先生だねぇ♪」とワタシは特に何も言うことなく
2年の月日が流れ。


今回こうして2週間お預かりをすることになって
24時間一つ屋根の下で一緒に暮らすようになってから
改めて驚いたことがいっぱいで。

補佐役は
「もう、ややこしいヤツをお任せしてすみません」
とか言ってたけど
(そら確かにややこしい部分もあるけれど)


なんのなんの。


ああ、キミはお母さん(補佐役)から
こんなにもたくさんの大切なことを教えてもらっていたんやなあ。

一緒に過ごすと、
そのワンコが今まで何をどう教えてもらっていたか、が
手に取るように分かります。


柵がなくても勝手に特定の場所(キッチンや和室)へ入らないこと。
人の食事中は欲しがらずに寝てること。
人の食べ物をおねだりしないこと。
テーブルや椅子に前足をつかないこと。
勝手に盗み食いしないこと。
フードの準備は静かに待つこと。
トイレで排泄すること。
(時に合図で排泄すること)
ハウスに入ること、出ること。

ブラシは気持ちのよいもの。
名前を呼ばれるのは嬉しいこと。
人の目をまっすぐ見て意図を聴き取ろうとすること。
散歩中も常にこちらの存在を意識すること。
困った時は自分からコンタクトを取ってくれること。
などなど・・


これは、寸分の狂いもないオビディエンスが出来るとか
命令をどれだけ早く正確に聞けるかとか

反射的に指示に従って決められた形を取る
「訓練」とは全く異なるもので


どんな競技会で合格しようと
どんなたくさんの芸ができようと

「オスワリ、マテ」を言わない限り
勝手にテーブルに手をかけたり
上のもんを食い漁る・・では
こりゃ、「しつけをしています」とは言えないもんな。


日常の中で
人を信頼し
最低限決められたルール(やっていいこと、いけないこと)を守り
かつその範疇で自由にリラックスして過ごす

これが家庭犬として暮らすワンコたちに
本当に必要な「家庭の中のしつけ」ちゃうんかな。


補佐役は、2年かけて
試行錯誤しながら
悩み、迷いながらも
じっくり、Tクンに伝えていたんやね。



オスワリやフセ
指示で決められたポーズが取れることも
もちろん異種の交流(人と犬)においては
共通認識という糸を編み上げるために便利なアイテムなんやけど

そう、ヘレン・ケラーが
このちゃぷちゃぷした物体に「水」という名前があるのだ
という概念を理解した瞬間から世界が広がったように


けれど、決して
「しつけ=オスワリ・フセ・マテ」
という短絡的なものじゃない。


どれだけ言うことをきけるか?
よりも、
どれだけルールを理解しているか?

それが、「ヒトと一緒に暮らす」根幹やと思うから。



キッチンへ入って欲しくない。
これをワンコに教えるルートはおおまかに3種類かな。
(もちろんほんまはもっといっぱいあるけど)


ひとつは
キッチンに仕切りを付けること。
物理的に入れないようにバリケードを築く。
手っ取り早い。
けれどワンコは何も学習しない。
仕切りがなければいつでも入りたいときに入ってくる。


ふたつめ。
「マテ」という”形”を教えること。
指示されたポーズで「動くな」というコトを教え、
それをキッチンの外でせよ、ということ。
「マテ」の間は、動かず解除まで待たなければならない。
だって、「待て」だから。


みっつめは
「ココは入らんとってな」を教えること。
その場所にさえ入らなければ、
リビングでホネをかじっててもいいし
寝ててもいい。


さあ、本当の意味での「家庭の中でのしつけ」はどれやろう?

コドモで考えると分かりやすいな。
柵で仕切るか?
正座させとくか?
ココじゃないどこかで好きにしといてもうのか?

それはもちろん、乳幼児とオトナで対処は変わってくるのは
ワンコも同じ。


「とーちゃんがアイスクリーム食べてるけど、オイラ寝とく。」
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「家庭犬のしつけ」ってなんやろう。

何度も何度も、考える。
それを考えるのが、ワタシの仕事。






夏休みの珍客④~3つのルール~

ご先祖様からベルドッグの役割を受け継いだであろうことと
成犬になるまでの社会化不足も相まって

ほんの些細な刺激(音、見慣れぬモノ)にも
吠え始めて止まらなくなってしまうTクン。


不安、イライラ、困惑(時に期待や嬉しさも)
とにかくココロにわずかでも波が立つとその場でグルグルと回りはじめ

やがてすぐにその常同行動の波は大きくなり
(脳内に興奮物質が出る)

興奮が興奮を呼び

”止まらぬ吠え”が出る頃には
あたかも嵐の大波にのまれ翻弄される木の葉のごとく
彼自身にもどうしようもない状態に陥る。

そんな時のTクンは
自分で自分をすでに止められず
たとえ何とか一瞬止めることができても
すぐにまた些細な刺激に
今度は一気に爆発する。


彼のデフォルトが
本当はとてもコミュニケーションが取れるコだっていうのを
知ってるから
余計にその状態に胸が痛むねん。


興奮というのは厄介なもので
いわゆる「クセになりやすい」。

何度も草むらで同じルートを歩くと
徐々に太く通りやすく道が作られるように
日常的に興奮を重ねていると
興奮のレッドゾーンに入るのが早くたやすくなる。


そんなTクンには、
我が家に滞在中3つのルールを作った。

回らない
見張らない
占有しない


回ることが興奮を高めるなら、
徹底的に回ることをさせない。

回る理由によって
じらさずさっさと与えるか
セルフアクティブで座ったのちに与えるか
刺激から回避するか
厳しめにたしなめられるか
状況によって選択は違うけど
とにかく、2周以上絶対に回らせない、と心に決めて接する。



「猫!?!?」
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色々なモノが気になって
(猫やら外の物音やら)
身体に緊張感をほとばしらせて
じっと耳を澄まし何かを見張る時は

徹底的に
「もうよろしい。キミが見張る必要はない」
と伝える。

それでもなお緊張と警戒を解かなければ
「いい加減にするべし。キミがこの家を仕切る必要はないのだ」
と伝える。
この国の治安はワタシが守る。
キミが包丁を握りしめて緊張したり
銃を振りかざす必要はないのだ。
寝てろ。

ここのツボは、
タブーは「見張ること」であって
「吠え」てからやめさせる、ではないこと。
波は小さなうちに静めること。
すでに嵐になってからでは、それを静めることは難しく
結局また草むらの道を歩いたことになる。


最後の「占有しない」ってのは
Tクンは”自分で見つけた居心地の良い場所”に
固執しやすく
(まあ彼に限らんけどな)

そのポジションを得た時には
排他的になりやすい傾向がある。
つまり、余計に警戒・吠えやすくなる。

だから我が家では
”居心地の良い場所”は許可の元に提供されるものであり
自分で勝ち取るものではない、というルールを作った。

いくつかの”居ていい・乗って良い場所”の他に
勝手に場所を見つけてそこを占領していた時は
即座に移動を命じられる。
(その代わり許可で提供された場所は、
 そこで安穏と過ごすことを保証される・・
 れっちゃんや猫たちが来ても、ワタシがそっとガードする)


そんな3つのルールを作ってから

ウチに来て12日

最初の3日は試行錯誤やったけど

その後9日間、彼はほとんど吠えずに過ごしています。
たとえチャイムが鳴って宅急便が来ても!!
(吠えたとしても、1声「ヮフンッ」で終わる)


やや緊張しながらも(ストレススマイルですね)
クロベエさんがここまで近づいても過剰反応しなくなりました。
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大丈夫、もしもクロベエさんがこれ以上近づいたら、
おばちゃんがそっとガードしたげるから。
もしくは、逃げ道を教えてあげる。


「守ってもらえる」と思うからこそ、委ねてくれる。
(専門的に言えば「クリティカルディスタンスの確保」)

「逃げる・場所を移動するという平和的解決」を知るからこそ、
吠えて追い払う必要がなくなる。
(「フライトディスタンスの保障」と「占有意識の消去」)


ルールを守れば、自分の権利が保障され、
安寧の中に身を置けるということ。
そしてそのワンコの信頼を、自分が裏切らないこと。



回ることを許さない。

見張ることを許さない。

占有することを許さない。

こんなん厳しいと思う?
かわいそう(優しくない)って?


そうかなあ。


でもTクンは、こんなぐでんぐでんのワンコになってまっせ。
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ほえ~~



「おばちゃんの側も落ち着くわ~」
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ホンマのかーちゃんが戻ってくるまで、
おばちゃんにいっぱい甘えていいよ。

ただしこのポジションに来ることも許可制。
そして「そろそろあっちで寝ようね」で移動するルール。
だって、「この落ち着けるポジションを占有できた!ボクのものだ!」
と思ったとたんに、
猫を見たら緊張とガン飛ばしが始まるから。



目先の「かわいそう」や「優しい方法」
それは本当かな?

答えはいつも、ワンコがくれる。


そして今日まで、

彼のこの行動を変えることを目的としたオヤツを

一粒も使ってない。



オヤツとただただ褒め言葉だけで
本当に波に飲まれるココロを守ってあげられる?

もちろんそれらが有効であることも多いし
場合によっては強力なツールであることも充分知ってる。
だからワタシも有効だと思う時には大いに使う。

けれど
すでにココロに波が立ち始めた彼には
褒め言葉など届きやしないし
(むしろ余計に興奮を煽るか守られ意識で余計排他的になる)
そもそもそんな時には、食べ物なんざ、見向きもしない。

「無視しましょう」なんてもってのほか。
自分でインパルス・コントロール(衝動コントロール)ができないことに
彼自身が一番辛いのだから。


さあ、教科書に載ってないワンコには
どうする?

どんな偉い人の本より
どんな高いセミナーより
どんな試験に合格するより


やっぱり目の前の一頭のワンコが
一番偉大な先生なんだ。



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Graceのブロマガ

犬に興味のある方や、しつけインストラクター向けのディープな話題。ブログでは語りきれないGrace的思考のアレコレ。興味のある方はぜひ。(有料記事)

プロフィール

Grace

Author:Grace
ドッグトレーニングインストラクターにして、只今闘病中。乳がんステージⅢbからのサバイバルを目指しつつ、日々想ふことあれこれふわりふわり。

2014/2
7cm大腫瘍発覚
リンパ節転移
ステージⅢb

2014/3 
CVポート埋め込み
抗がん剤開始
FEC×4クール

2014/6 
ハーセプチン+ドセタキセル×4クール

2014/9/29
切除手術(右全摘)
腋窩リンパ節郭清

2014/11/4
ハーセプチン×14クール

2014/12/18
ホルモン治療タスオミン開始
(5年間予定)

2015/1/21
放射線治療25回 50Gy

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