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犬のしつけインストラクター乳がんステージⅢbからのサバイバル挑戦

試験に寄せて

この仕事の認定試験に挑んでいる仲間がいます。

何年も頑張って勉強を積み重ね、挑む認定試験。


彼女たちの話を聞いてると、昔の自分を思い出すわー。

緊張と、開き直りと、不安と、大丈夫!と・・
交互に揺れるオトメゴコロ。


今はかなり変わってしまったようやけど
私の時代の認定試験は、合格率3%という難関と言われとって

コツコツステップを積み重ね、
ようやく20万以上費やして1週間かけて参加したキャンプでも
たった一つの課題にしくったら

「はーい残念。不合格!2年後、またチャレンジしてねー」とか
双六よろしく「振り出しに戻る(で修行し直せ)」

みたいなコトに平気でなってて

なかなか過酷なもんでした。


こんなテキトーなワタシが、
しかもあのれっちゃんで
すんなりストレート合格出来ちゃったのが
世界三大不思議の一つなんやけど

今思えば、すごく守られてる時間やったな、と思います。



この仕事の認定試験は、「ジェットコースター前の身長測定」みたいなもんかな。

身長が伸びていれば、ジェットコースターのチケットがもらえる。
(だけど現場というコースターには、更なる恐怖が待っているーー)

身長があと少し足りなければ、安全のためにもう少しだけ背を伸ばそう。

きっとそれは、意地悪や否定ではなく、
自分と、犬と、飼い主さんのために
必要な”何か、あと少し”であり、
ちゃんと栄養のある食事を採れば必ずやがて伸びる身長であり。

だから裏工作やごまかし、運で取る合格に意味はない。

背が伸びていれば、合格は当り前に後からついてくる。間違いなく。


しかもな。

そのチケットすら実は何の確約をもたらすものでもなく、
いつだって一つのミスが大きな事故になる可能性を持ってる仕事で

だからこそ必要なのは

本当に大切なのは

本当の意味で力をつけるということ

「後からついでに受け取る合格」なのだ、と知った時、
合否判定は怖くなくなりました。

たとえ不合格だったとしても、その正しい意味を知ったから。


そして大切だと思う基準が違えば、
合否の範疇も変わってくる•••
自分が正しいと思うことが、
その基準の範囲外ならば、

それは「お互い求める世界が違ったよね」と
袂を分かてばいいだけの話で。


合格のための勉強ではなく、
ワンコと飼い主さんのために充分な力を付けるための勉強。

その本来の意味を見失っていた時期、
試験はとても苦しくて怖かった。
そして私の眼は、違う方向に向いていた。


私もそうやけど、現場に出てしまえばもう誰も何も教えてくれへん。

出来てる?出来てない?判定してくれる基準もなくなる。

「今のアナタは100点中○点ですよ」
なんてワンコと飼い主さんは言ってくれないし

まして「ココが弱いからこの部分をもっと勉強して」
なんて教えてくれるワケもない。

ダメならいつの間にか去り、「あそこはダメだ」という噂が流れるだけ。

きちんと身長測定をしてもらえるのも、
問題点を教えてもらえるのも
ほんま、試験云々の今のうちだけやんな。


「イマノジブンの身長」を客観的に他人が教えてくれる試験は、
実は親切やし
実は優しい世界やったんやな・・と
ここに来てつくづく思います。
(もう、今やコースターで頭の毛バッサバサよ)



絶え間ない努力を続けている彼女たちの樹が
「合否」の結果のみに囚われることなく

その根は深く広く
ワンコと飼い主さんに向かって
しなやかにどこまでも伸び、
強靭な幹を育て

やがて
大きな木陰を作る頃
ふと見上げれば
美しい花が咲いているように


心から応援しています。




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名乗る覚悟

今日は珍しくちょっと真面目なお話。


先日、パピーのワンコと飼い主さんが
GK9に駆け込んで来られました。

「トイレが、どうしてもうまくできない」と。

5か月のワンコ、最近では座敷の机の上(!)でオシッコしちゃうくらい
大混乱になってて、
途方に暮れているご様子。(そりゃ困るわな)


今まで、別の教室のパピークラスにも行ったけど
トイレについて相談しても答えてもらえなくて(まじでー?)

仕方ないのでまた別のトレーナーに自宅に来てもらったけど

トイレについて質問したら
「ウチは服従訓練専門ですから」と教えてくれなくて
代わりにホールドスチールなんか教えてくれて
※ホールドスチール・・犬をひっくり返して羽交い絞めにするしつけ法

そやけどそんなもん当然トイレ問題には役に立たなくて

結局

「だーかーらー 誰か助けてーー」

てことで困っておられたと。


プロフェッショナルだと思って頼った相手が
誰もお困りごとに手を差し伸べてくれない。

仕方ないので子犬のトイレトレーニングについて
ご自分で調べて
トイレをケージで囲ってみたり
褒めたりもしてみたけれど

全くうまくいかない。
なぜうまくいかないのかもよく分からない。


カウンセリングしたら
ちょっとだけ変則的な生活パターンだったんで
セオリーが通用せんかったんやろうな。

その方の生活パターンに合うトイレトレーニングを一緒に考えて
ちょっとしたコツを使いながら順を追ってトレーニングすれば

必ず出来るようになるコやわ。大丈夫、間違いない。



ホッと一息つけるはずのお家の中で

気が付けばウンチやシッコがその辺にされてて

忙しい時にそれを片付けなきゃいけない焦りとか
知らずにそれ踏んじゃって「もうーーー!」て思う気持ちとか
なんでうまく出来へんのー!てイライラする気持ちとか

そんな飼い主さんの気持ち、
そのパピークラスのインストラクターやトレーナー、
どれくらい寄り添っていたやろう?



自分は犬のインストラクター(トレーナー)です。

しつけ教室やっています。


自らそう名乗るということは、

専門家ですから、頼って下さい
そう言っているということやんな?


まして○○公認、とか認定、とか
肩書きを掲げるということは

より一層の品質保証的な
「頼って頂いて間違いないですよ」

という宣言となる。


その言葉を信じて
専門家だと信じて

頼ったのに、スルリとかわされた。


その飼い主さんの失望や憤りには

自分はまだ経験がないから
自信がないから
勉強不足だから
教えてもらってないから

なんてこちら側の言い訳は通用しない。
(寄り添う気がないのは論外)

現実に生まれるのは、問題を抱えてポツンと途方に暮れる飼い主さんだ。
過去記事:プロなら逃げるな。



インストラクター(トレーナー)と名乗るのならば
頼られる覚悟を持つこと。

頼られる覚悟をもって、名乗ること。

少なくとも、たとえ力不足であったとしても、
逃げたり言い訳したらアカンのやと思う。
(ワタシなんか、力不足だらけやしな)


そりゃ、私もほんまにまだまだ未熟で分からないことだらけで
日々勉強で

そやけど、今日「分からないことが分かった」のならば
明日までには分かっておけるように

帰ってから必死で調べる。勉強する。
あらゆる資料をひっくり返し、答えの手がかりを探す。考える。

時には徹夜になることもある。
そやけど、「いつか」と言っている人に「その日」は来ない。
だから、「今日、今」出来ることを徹底的にやる。
ただただ、支える力を付けるために今日できることをする。

そのプロの努力が出来ないなら、”ゴッコ”と言われても仕方ない、と思ってる。



頼る者を受け止める仕事。
助けを求める人を、支える仕事。
この仕事って、そんな仕事やんな。

飼い主さんの辛い気持ちや、
時には涙と向きあわなアカン仕事なんよ。
それを見て見ぬフリして、どうすんの。
一体、何がやりたいの。


のらりくらりと受け流さずにきちんと受け止める覚悟。

それが、インストラクター(トレーナー)と名乗る上で
プロフェッショナルであろうとする努力、なんやと思ってる。


・・少なくとも、自分はそうありたい、と思ってる。
(こんだけ言っといて、願望かぃ)





アウト?セーフ?

なんだか最近
犬の事とはぜんっぜん関係ないことばっかしブログに書いてますが

まあ、インストラクターの日常なんて
こんなもんやと思っといてください。


そんな日常といえば

こないだお昼食べてましてね

例によって補佐役が隣におりまして


さんざん食べた後のデザートに杏仁豆腐を食べたんですが

私はそのまんまの流れで
お箸で杏仁豆腐を食べてたんですね。

スプーン、取りに行くの面倒くさいし。
洗いもんが増えるし。

そしたら補佐役、「それはダメです!」て言いよる。

お行儀が悪い、と言わんばかりに。
ちゃんとスプーンで食べろ、と。


え、え、そうかな。
これってアウトなん?


後日またお昼を食べた後のデザートで
今度はカップアイスを食べたんやけど

補佐役、

ピラフを食べた後の流れで、

そのまんまデカいスプーンでアイス食べてました。


そうなんか。
それはセーフなんか。



アウトかセーフかと言えば

夕食にサワラの切り身を調理しようとして
小骨が気になったんで抜こうとしたんやけど

調理用のピンセットもないし
指でつまんでもなかなか抜けなくて

ぐるりと室内を見渡したら


ファンデとか入れてる引き出しの中に、
化粧用ピンセットを見つけました。(いわゆる毛抜き)

普段は眉毛とか抜いたりするやつやけど。
まあええやんな。


使う前と使った後にはちゃんと洗ったで。


これってセーフやんな?



売れっ子

すみません、みなさまにご心配かけまくっちゃってますが

基本、めっちゃ元気です。

今日のお昼なんか

酸辣湯麺
焼きおにぎり2個
フライドチキン

デザートにチュロス

ペロリと平らげたしな。
(むしろ心配になる食欲)


10月に心臓のエコー検査があるんで、
その頃にまた痛かったら
それとな~く聞いてみようかなと。

ほんとにそれとな~く。

そよ風のように。(意味ない)



ペロリと平らげるといえば

最近お昼に冷凍食品てのにハマってまして

教室の冷凍庫に、ぎっしり冷凍食品を詰め込んでおります。
いや、最近の冷凍食品って、ほんまに安くて美味しい。

チャーハン
エビピラフ
ドライカレー
焼きおにぎり
たこ焼き
ドリア
カルボナーラ
たらこスパ
ラーメン
担々麺

などなど

その日の気分に合わせて
楽しく迷って
教室のレンジでチンして食すのですが

そのラインナップは日々豊かになり

引き出しの中にカップラーメンやカップうどんもストックされ
インスタントの味噌汁もこないだ増えまして。


もしもあの要塞が兵糧攻めにあっても
余裕で3日は持つんじゃね?


誰かが食べたい時は
その中からメニューを選び

料金を支払うという

購買方式。

焼きおにぎりやたこ焼きは1個単価で支払い可。
(ちなみに焼きおにぎり1個33円、たこ焼き1個13円)


先日、補佐役がメニューを選んで
その料金を電卓で計算してるのを横で聞いてたんですが

「焼きおにぎり、焼きおにぎり、焼きおにぎり、
 たこ焼き、たこ焼き、たこ焼き、
 味噌汁、味噌汁」


てつぶやきながら電卓押してました。
(つまり焼きおにぎり3個、たこ焼き3個、味噌汁2杯)



しつけ教室ですからね。
トリーツやらコングやらリードやら。
色々販売はしておりますが


ウチの教室で一番売れているもの。

それは多分、冷凍食品です。







ポコポコ?

右わき腹というかもうちょっと上?右胸というか
ちょうど肋骨のあたりが痛くなってかれこれ3か月以上経ちますが
過去記事:右わき腹

一時、だいぶん痛みがマシになってたですよ。

痛いは痛いんやけど
何もしなければ忘れていられるくらい。


それがですね、数日前からまた急に痛くなりはじめまして。

息をすると痛みが走るんですね。
横になったり体を少しでもひねると痛い。

うずくことはないので、ひたすらじっとしてればいいんですが

無呼吸てわけにもいかんし。
動かんわけにもいかんし。

大きく息を吸うと痛いんで
スン スン スン と浅ーく呼吸して
何とか酸素は確保していたんですが


おや。


息を吸うと、痛いとこから音がする。
ポコポコ?ゴボゴボ?


これ、もしかして肺の空気漏れてんちゃうんー?
それとも水が溜まってんちゃうんーー?

やばくね?


気のせいやろか・・てダンナに手をあててもらったら

結構笑いながら
「ホンマや!ポコポコいうとるー!!」
て愉快そうに言うし

どうやら気のせいではないらしい。

てか妻の肺がありえない音立てとるんやぞ。
目を細めとる場合か。


ネットで検索してもなんかコワイことしか出きーへんし

病院行くにもどうにも気が進まなくて
もうーいややねん。あれこれ検査するの。
機械に縛り付けられたり、針刺されたりするの。


そや。病気のプロがおるやんか。

レッスンに通ってくれてる、獣医さんが。


れっちゃん用の聴診器があるので
(れっちゃんの内臓の音を愛でる用)

それを教室に持って行こう。

んで、まずは聞いてもらおう。(もちろん、診断は求めないけど)
漏れてるのか、溜まってるのかくらいはきっと教えてもらえるわ。

我ながら、なんとナイスなアイデアよ。


そうとなれば
9月に入って、レッスンが始まるのを心待ちにしてたんやけど

数日後

ありゃ。音が止まった。

それと同時に、痛みも少しずつ楽になり。


今は、
くしゃみ、深呼吸、大笑い
をしなければ、特に痛みを感じないくらいになりました。


なんやったんやろか。



草刈り大明神

今日くらいからやっとすこーし涼しくなってきましたが

まだまだ暑すぎたこないだの日曜日

ほんまに!Y母さん、G父さん、G母さんの
草刈り救世主が教室に来てくれました。
過去記事:登校日とありえない救世主


秋が近づくにつれ

ネコジャラシがフサフサと実り
ススキが爽やかに穂を出し
ひっつき虫の花が伸び伸びと咲き乱れ

まずい。

このままじゃ、GK9は阿部の生命(なんなん、この変換)
安倍晴明の館になる。


G父さんmy草刈機持ってきてくれて
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Y母さんは「刈った草、持って帰って捨てるから」て
myゴミ袋持ってきてくれて。



Yクン、Sちゃん、Yちゃん いつもありがとうね。
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暑い中、今日もいい子で待っててくれてありがとう。



Gクン、クールベスト着せてもらって万全の装備。
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着せてもらう時にガルル~言うとったんが
れっちゃんと全く同じでワロタ。
(やっぱりそうなんやな。そういう種族なんやな)



台風が来るやら来ないやらで
この日それはそれはすごい湿度やって

いやー、フツーこんな日に外で草刈りせんやろ!まじで!
てくらいの暑さやってんけど


ほんまに、みなさん汗だくで雑草と格闘して下さって。
201609091415541dd.jpg
この日刈った草、なんと45Lゴミ袋20個以上!!


種が落ちる前の草刈りを企画(?)してくれたY母さんとは
古いお付き合いやけど

それでも教室を卒業して何年か経ってるのに

教室移転の時からして
何かと気に留めて下さり

ほんまにほんまに有難くて


それに増して

Y母さんが声をかけて連れて来てくれた
G父さん、G母さんに及んでは

私と何の面識もないからな。


多分、GK9なんて聞いたこともないやろうし
多分私の名前すらご存じない。


それやのに、こんなに一生懸命草を刈って下さって、
もう、
「これ以上やったら命にかかわるから、今日は終わりにせなアカン」

てくらいまで力を貸して下さって

100回拝んでも拝みきれへん。
なんて、優しいんやろう。



お陰で、ずっと気になってた大階段横の斜面が
めっちゃスッキリしました。

ああ、これでゴミを捨てられることも減るやろう。
(こないだなんか、自転車まで捨てられてたからな)

刈った草の下からは
何年分も(であろう)蓄積した梅干しの種が出てくるし

なんやここ
遺跡か。種塚か。

てかなんでわざわざここでお握り食べるん。

てか梅干しの種って、芽がでぇへんのな。


暑さで朦朧としたアタマで
梅干しの種問題を考えつつ

なんとか安倍晴明の館は脱却できました。


またまた、ご厚意に助けてもらったGK9。

Y母さん、G父さん、G母さん、ほんまにありがとうございました!!




満腹ランチとポケモンみっけ

ほんの数日前まで
あづーあづうーー言うてたのに

あっという間に秋になっちゃって
ちょっとうら寂しいキブン。

とはいえ、やっぱり過ごしやすくて気持ちいい~!


先日無事にレッスンが終了した後、
セミナーの仲間とちょっとランチへ繰り出しました。


歩いて行ける距離の~最近OPENしたお店
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バリ風インテリアがオサレ。



ランチはなかなかリーズナブル。
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それでいてすんごいボリューム。


最後のほう、
Nちゃんは一口ごとにタメ息ついとったし

Yちゃんは目がうつろになっとったな。
(Mちん、補佐役、ワタシはペロリ)


帰宅してからこのお店のHP覗いたら、

「みんなでシェア!」て書いてあった。

どうりで。


シェアせず食べきったみんな。
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ひとつも残さず。すごい。そしてえらい。
(食べ物残すのめっちゃイヤなタイプ)


満腹の腹を抱えて教室へ歩いて戻り


Mちんによると
なんとGK9にポケモンがおるらしい。
20160830181905861.jpg




イーブイおったーーー
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げっちゅ。Mちん、お土産に持って帰ってな。
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Graceのブロマガ

犬に興味のある方や、しつけインストラクター向けのディープな話題。ブログでは語りきれないGrace的思考のアレコレ。興味のある方はぜひ。(有料記事)

プロフィール

Grace

Author:Grace
ドッグトレーニングインストラクターにして、只今闘病中。乳がんステージⅢbからのサバイバルを目指しつつ、日々想ふことあれこれふわりふわり。

2014/2
7cm大腫瘍発覚
リンパ節転移
ステージⅢb

2014/3 
CVポート埋め込み
抗がん剤開始
FEC×4クール

2014/6 
ハーセプチン+ドセタキセル×4クール

2014/9/29
切除手術(右全摘)
腋窩リンパ節郭清

2014/11/4
ハーセプチン×14クール

2014/12/18
ホルモン治療タスオミン開始
(5年間予定)

2015/1/21
放射線治療25回 50Gy

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