FC2ブログ

napper

犬のしつけインストラクター乳がんステージⅢbからのサバイバル挑戦

まさかの、ただいま


あはっ オイラ、手術しなくていいんだって~♡
201904242131286f8.jpg
(おいおい、喜んでる場合じゃないって(汗))



ほんとうにたくさんの方からの

応援と励ましを
胸いっぱいに吸い込んで

覚悟をきめていざ!!と病院へ向かい

術前の血液検査で

まさかの

手術不可


_| ̄|○ _| ̄| ○   _| ̄|  (((○



腎臓の数値がとても悪くなっており
麻酔がかけられない状態でした。
・・まじかー・・


脾臓は相変わらず腫れており
破裂も怖いけど
今は手を付ける術がなく

まずは腎臓の数値を下げるべく
療法食のみを食べさせて
1週間様子をみましょう、と。

お昼休みに入ってしまったのに
検査と説明にいっぱい時間をかけて下さって
I先生、いつもほんまにありがとうございます。(ノ_-。)


1週間の療法食生活で数値が改善されていれば
そこからまた手術できる かも しれない

という

なんとも先の見えない状態で帰ってきました。



50㎝くらい肩を落として帰ってくると
玄関わきに見慣れぬ紙袋がぶら下がっており

なんと
近くに住んでいるMさんからの応援物資(T-T)

「きっとご飯も食べる気持ちの余裕がないだろうから」

カレーとご飯と、ワタシの大好きなウェルチ・・(ノД`)


気分はブルーを通り越してドドメ色になりかけていましたが
有難くいただいて
少し気持ちが落ち着きました。(ほんま、ありがとうございます!!)


ADSのパパとママに泣きの電話を入れ
またまたたっぷり相談に乗ってもらっちゃって
(もう甘えっぱなしのロックンロール)

へえーーほおーーー!!なお話をこれまたいっぱい聞けて

先へとつながる有難い課題を提示して頂きました。
お休みの日にまで、すみません。
でも、ほんまに救われています。
よっしゃーまだまだできるでー やるでー!!



がんばれー
大丈夫かあー
応援してるよー

皆さまには
たくさんの元気玉を分けていただき

れっちゃんのみならず
ワタシの心配までしていただき

ほんまに感謝しかありません。


支えたいと願ってくれる方がこんなにもたくさんいるということ
れっちゃんとワタシの笑顔を応援したいと思って下さる方がいるということ

そしてこれもまた

「れっちゃん」というワンコが与えてくれるギフトなのだろうと

ウェルチの飲みながら
胸に手をあてて
感謝する次第でございます。

れっちゃんと、励まし応援して下さる全ての方に。

ありがとうございます!!!
愛してるよーー!!!













スポンサーサイト



れっちゃん、がんばってます

みなさまからの励ましを頂き
れっちゃん、頑張っております。


16歳目前に、手術をするか?
爆弾を抱えたまま、残された時間を祈りながら過ごすか?

どちらを選んだとしても
万が一の時には

「この選択が間違っていたのではないか」と
絶対どちらも後悔してしまうであろう
とてもとても難しく、苦しいチョイスを迫られて

ただただ、れっちゃんを抱きしめて
柄にもなくウジウジしながら迷う日々だったけれども
(れっちゃんは大変迷惑そう)

ブログを読んで下さっていた友人の獣医さんご夫妻が
一年で一番忙しいであろうこの時期に
「相談に乗るから!」
って言って下さって

病院のお仕事が終わった夜遅くにもかかわらず
とても長い間相談に乗って下さって
(あり得ないほど贅沢なセカンドオピニオン!!)

心が決まりました。


手術することも、見守ることも
自分には何もできずに
ただ先生か運に任せるしかないのか・・と
それを預ける相手を選ぶことしかできないのか・・と
身悶えしていましたが

今の自分にできることがまだある。
それでれっちゃんのこの先を変えることだってできる。

それを教えてもらって
そう、「最善を尽くす」方法を教えてもらって

それが本当に救いになりました。


先生だけでなく、運だけでなく、
自分も「最善を尽くすことができる」
ことの嬉しさ。安堵。そして救い。

何も出来ない、って、一番辛いもんやな。



2019042309402889f.jpg


あんなに食いしん坊だったれっちゃんが
倒れてからというもの、あまりフードを食べなくなり

今まで喜んで食べていたフードも
「ぷい。」とそっぽを向くようになり

トッピングしながらなんとか半分は食べてくれるかなあ・・
て感じだったんだけれども


「贅沢トッピングでもなんでもいい、
なんならお肉でも!
とにかく食べてもらうべし!」
「今は体力をつけることが最重要課題!」

とのアドバイスをもらい

彼にモリモリご飯を食べてもらうべく、あれこれ工夫しています。
多分・・彼の犬生始まって以来の、贅沢トッピング三昧。
ええねんええねん。
今のワタシにできる「最善を尽くす」こと、
手術に向けて、彼の体力をつけること。


明日、れっちゃん、脾臓摘出の手術です。
肝臓にも病変が見られたら、(取れる範疇なら)
そちらも取る、とのこと。

主治医の先生から、高齢犬ゆえの術中、術後のリスクを
たっぷりたっぷり聞きましたが

「最善を尽くした」この数日間が
きっと
れっちゃんと
ワタシのココロを守ってくれる。


うつむいて「自分の間違った選択」に怯えながら
決めかねていたことを

「最善を尽くした上での選択」に顔をあげさせてくれた

ADSのパパとママに、
心から感謝です!!


そして、れっちゃんとヘコたれ気味のワタシに
「ガンバレパワー」を送って下さる
大切な友だち、ほんまにありがとうございます!!



明日、頑張ろうね。
20190423082045bd8.jpg
また、こんな笑顔になれるように。






れっちゃんの異変

GFIA(4/17)の前夜

「やっとハンドアウトできたーー」
と伸びをしたワタシの後ろで

ドタン
と音がして

振り向くと
れっちゃんが倒れて痙攣を始めました。

突然やし
れっちゃんが倒れるなんて初めてやったし

痙攣を続けるれっちゃんを助けてあげたくて
でも今触ったら
また手に包帯増えるかも・・と野生のカンが働き

ただ、横で
「しんどいねえ。でもすぐに収まるからね。」
「大丈夫だよ、平気、平気。」
と声をかけるしかできへんかった。

15秒ほどで痙攣はおさまったけど
その後、ぼーーーーーーっとした状態が3時間ほど続き

「ああ、いよいよかなあ」
と思わずにはいられませんでした。



やっと眠り始めたれっちゃん。
20190419093632ccf.jpg
「オイラ、なんかカラダがヘン。」



来月で16歳になるれっちゃん。

詳しく検査をすれば、きっとどこかに病気のひとつやふたつは
あるだろうけど

ここまで長生きしてくれたこと、
そしてこんな性格のれっちゃんなので

あれこれ検査や治療をするよりも
一日でも長く、穏やかに、今のまんまの生活を
続けさせてあげたい、と願ってたんやけど。


その翌々日、
今度は突然、立ったまま震えはじめました。

どこかの痛みをこらえているような?
ハアハアとパンティングしながら、
全身を硬直させて、横になることすらできないという感じで。


こりゃおかしいな、と思い
仕事から帰宅直後のダンナを急かして
急いで動物病院へ駈け込みました。

「急いで帰ってきて!!!!」
とダンナのケータイに電話をしたつもりが
間違えて補佐役に電話してたからな。

どんだけ動揺。(あかんたれ)


とりあえず病院では血液検査とレントゲンを撮り

血液検査では貧血と炎症反応

レントゲンでは脾臓の腫れが分かりました。


精密な検査は出来なかったので
全体から推測されるのは

脾臓の腫瘍かなあ、と。

プラス、もしかしたら脳からの神経症状。
(脳に関してはMRIを取らなければ分からないけど)



「にいちゃん、大丈夫?」
201904190936498a7.jpg
「オイラ、今度は痛くてしんどいんだよ」


脾臓が結構腫れて大きくなっていたので
突然破裂して腹腔内出血をする場合がある、と。

その時、救急で駈け込んだとしても
助かる場合もあるけど
助からない可能性も高い。
お腹に爆弾を抱えているようなもの。


しかしもうすぐ16歳での手術。

脾臓摘出したとしても、
他の臓器に腫瘍が転移している可能性も高い。
そして、手術前後のストレス。

これはもう、飼い主さん(ワタシ)の気持ち次第だと。


うーん。。。


今のワタシが願うものは

「一日でも長く命を伸ばすこと」

よりも、

「一日でも長く穏やかで苦しみの少ない日々を伸ばすこと」


手術するか。
しないか。


もしするなら、貧血がこれ以上進まないうちに・・
数日中にした方がいい。
貧血が進むと、手術もできなくなる。

悩んでいるリミットは短く
1~2日で答えを出さなきゃいけないんやけど


うーん うーん


最後に、もう一度だけ、れっちゃんに頑張ってもらおうか。

15年れっちゃんを見守ってくれてきた獣医の先生に
委ねてみようか。。。
そんな気持ちに、傾いています。



「オイラ、抗生物質飲んで少しシャキッとした」
20190419093701de7.jpg
「歳をとると、色々あるんだよ、かーちゃんもな」





痛いのは

※今回の記事は長くて専門的でディープです。。。
 メンドクサイ方はスルーしてね。プリーズ。


飼い主さんがワンコを連れて相談に来たとき

まずそのコの様子をじっくり見る。
その時のそのコのしぐさや動きが
「そのコの声の手がかり」だからだ。

いきなりすぐにトレーニングには入らない。

とにかく、聴く。
ココロを澄まして、
感覚を研ぎ澄まして、

そのコが一体何をどう考えるコなのか、
ひとつの出来事をどうとらえてどう対処するのか

どんな学習がどう進んでいるのか
精神的キャパシティは
不安からのリカバリーは
見知らぬヒトへの親和性は
飼い主さんへの信任は・・

とにかく、出来るだけワタシが関与しない状態での
「素の状態でのそのコ」から
可能な限りの情報を見つけ出すエヴァリュエーション。

トレーニングという形で
ワンコの行動を変えようとするときに

ワンコの言葉や言い分に耳を貸さずに
いきなり食べ物(一種の弱み)を振りかざすのは
効率的じゃないし、何よりフェアじゃないよなあ、と思うから。



「本気咬み」という問題で
初めて飼い主さんがそのコを連れて相談に来て下さったとき

とにかく繊細で繊細で・・

視覚、嗅覚、聴覚、全ての器官が鋭敏すぎるほどに鋭敏で
どんな小さな刺激にも過敏に反応して
常に不安と恐怖と・・
それゆえのあらゆるものに対しての警戒と不信感。
「ああ、キミにとって今のこの世界って、辛いだろうな」って思った。

そのコの発するピリピリとした空気を肌で感じて
胸がぎゅっと痛くなった。


その時着けていた首輪は
トリミングサロンで暴れてしまった時に
元の首輪を着けることができずに
急遽新しく着けてもらったものなのだけれど

もう何度もそのコに咬まれている飼い主さんには、
付いているストッパーが固すぎて
今度は外すことができない、と。

そうだろうなあ。
これだけ、感覚が鋭いコだものなあ。
少しでも首にテンションや負担が加われば・・
いや、それ以前に、不安の中で首周りに触れられれば
間違いなく、死に物狂いでその牙を使うだろう。


今の首輪を外し、
別の首輪を着ける。

外すことも、着けることも、今のこのコには到底受け入れられないだろうけれど

このままでは、どうしようもない。
このコのQOLが低下したままなのを知りつつ
「ムリでーす」なんて無責任だろう。なんのためのプロなんだよ。

何とか方法がないか。
穏便に、なんて望まない。
そのコに嫌われようが(元々全く好かれてもいないけど)なんだろうが
ひとときストレスがかかろうが
とにかく、首輪をどうにかせねば。

オヤツ?
そんなもん使って、やれるならやってみな。
甘い褒め言葉も、食べ物も、警戒の対象にしかならない今のこのコに。

クリッカー?
こんな短時間で、ここまでの嫌悪と拒否感は消せやしないだろう。


考えて考えて考えて
挑んだものの
案の定渾身の抵抗と
死に物狂いの防御の攻撃。



その直後だった。

吹き荒れる嵐の黒雲が一瞬で消えるように
そのコが突然ワタシに体を預けて甘えはじめた。

優しく耳を倒し、目を細めて
柔らかい身体で緩やかに尻尾を振り

長椅子に座っているワタシの足の間に
何度も滑り込み、もたれ、身体を擦りつけて
「大好き、ねえ大好き」と甘えてくれた。

そのコのココロの扉がパーンと開いた瞬間

燦燦と降り注ぐ陽の光のような
明るく 暖かな「愛情」が
ワタシの中に一気に流れ込むのを感じた。
本当に、感じたんだ。


さっきまでそのコを覆い尽くしていた
冷たく黒く恐怖と憎しみに凍てついていたココロが氷解し

そのコが持つ「愛」と「大好き」に満ちた暖かさが
ワタシの身体が満ちるのを感じたとき

思わず号泣した。
なんて、なんて暖かなココロを持っているの。

普段人前では滅多に泣かないワタシだけど

涙が止まらなかった。

ココロを開いてくれた嬉しさと
そのコの持っている暖かさへの感動と
・・そのコの生き辛さを思って。

「キミは良い子だよ。分かってるよ。分かってる。」

「辛いね、辛いよなあ」

泣きながら何度も繰り返しながら
そのコの全身を撫で

甘えるそのコの首から
固いストッパーをずらし、そっと首輪を外した。
代わりに、新しくストッパーの外しやすい首輪をそっと着けた。

ちっとも、そのコは怒るどころか、嫌がりすらしなかった。
その間マズルに優しく触れようが
首周りを掻こうが
全く気にせず、「嬉しくてたまらない」といった様子で
全身全霊でワタシに甘えていた。
オヤツなんて、必要なかった。
とっても普通に、甘えん坊のワンコだった。


ひとしきり甘えたあと

そのコは満足してワタシに背を向けて離れていった。

もちろん、そんな時ワタシは引き留めないし、しつこくは触らない。
そのコが離れるままに任せる。

そのコが背を向けてワタシから立ち去って3歩


あんなに明るく暖かかったそのコのココロが
一瞬でまたあの暗くて冷たい、吹き荒れる嵐の黒雲に飲み込まれるのが分かった。

「来る」

その瞬間
そう、今笑顔でハグして立ち去った人が
3歩離れて振り返った瞬間、
般若の面に変わって包丁を振りかざして襲い掛かってくるような

そんな変化だった。


さっきまで心を通わせていた相手に向かって
何度も何度も執拗に攻撃し
そこには手加減もなく
ただ、怒りと憎しみと。


咄嗟に
唯一の「犬が咬めないポイント(首の真後ろ)」を掴んで
攻撃を封じたものの

繰り返すアタックに
ポイントを掴んだ左手に思わず添えた右手は
そのコの牙を受け止めることとなった。


傷 大小11箇所、9針。
20190404191917a05.jpg
犬が犬である限り・・必ず牙を持っている。
そしてその破壊力は、元々「命を奪って食らう」のに使われたものなのだ。


いつの間に?
201904041919055a0.jpg
覚えていられないほど、瞬間の闘い。
彼らの身体能力は、人間を遥かに超える。


「犬が咬む(噛む)」のには
いくつもの理由がある。

甘えるとき
要求を伝えたいとき
社会的コミュニケーションとして
身を守るとき
意にそぐわぬ相手に罰を与えるとき
獲物を狩るとき
転嫁したとき(八つ当たり的な)
テリトリーから相手を遠ざけるとき
繁殖相手を獲得するとき
資源を守るとき
順位闘争のとき
    etc.. etc..

しかしそれらの咬みは
いずれも確固たる理由がある。

自分の思いが通れば
それ以上に牙を使う必要はない。


しかし、例外がある。

器質的疾患と呼ばれるもの。

脳内物質などの異常が、脳機能に何らかの影響を与えるとき・・
せん妄、意識障害、統合失調症、解離性障害、不安障害etc..
(そんな時には、人間も同様に攻撃的になる時がある。)


首輪を拒否した時の咬みは明らかに防御性であったけれども
愛情を示した直後の咬みは・・突発的かつ理不尽としか捉えようがない。

そういえば飼い主さんも、
「甘えてきたのを撫でていた直後に咬まれたことがある」
と言っていた。

愛情を司る脳内物質が出ると
何らかの誤作動を起こし攻撃スイッチが入ってしまう・・?

脳科学に関しては素人なので分からないけれど
もしも
愛情が攻撃のトリガーになることがあるのだとしたら

なんて哀しいことだろう。
なんて残酷なことだろう。


このコの中には、本当は
あんなにも暖かで優しさに満ちた太陽があるのに。
甘えたくて、愛したくて、触れあいたくて。

だけど、禍々しい何かが・・
冷たく暗い嵐の黒雲となり
「そうはさせない」と一瞬顔をのぞかせた太陽を覆い隠す。

そんな相反する感情の変化の中で
抗うすべもなく翻弄されるそのコが

あまりにかわいそうで哀しくて

そしてそのコと暮らす飼い主さんたちの
困惑と不安と悲しみを想うとき

咬まれた傷の痛みも忘れて
怒りと腹立たしさに大声で怒鳴りたい気分だった。
・・大声で怒鳴って、大暴れしたかった。(タチの悪い酔っ払いみたいに)



形さえその犬種ならば商品価値があると

両親の性格も気質も遺伝性疾患も
売れた後のことはどーでも良いと
乱繁殖を繰り返すブリーダーとは名ばかりの繁殖屋たち。

幼犬にとって
あまりに過酷な流通形態を容認するこの国。

犬がヒトと暮らすための一番大切な時期に
ネグレストに値する飼育方法で
狭い展示ケージに閉じ込め、
その精神が蝕まれようともお構いなしのペットショップ。

危い状態でようやく家庭にたどり着いた幼犬たちに
傷ついた彼らの精神を癒すよりも先に
「しつけ」と称して
ニンゲンにとって都合の良い「お利口さん」を強いるしつけ業界。

ココロを育て、「愛着」によって飼い主さんとの絆を育むことをせず
ただただ食べ物を使い
オヤツジャンキーにしながら
思い通りの動きをする犬に育てようとするなら、それも同罪だ。


形は違えども
そんな人間のエゴ丸出しの被害者となって
様々な辛さを抱えている他のコたちも混然となって思い浮かび


ロクデナシ全てに向かって

飼い主さんとそのコたちの苦しみを知れ!!!!!と

胸ぐらを掴んで怒鳴ってやりたかった。
やり場のない怒りと悔しさで、さっきとは全く違う涙が出た。





願わくば

キミの中に棲むまうその禍々しい魔物を
ワタシの傷の中に置いてゆけ。

その短い命を
暖かな愛でいっぱいの時間にできるのなら。それも本望だ。


だけど、現実は甘ったるいおとぎ話じゃない。
もっと脳や精神に詳しい行動治療の専門家の力がいる。
薬の力を借りる必要がある。
・・そこから先は、もうワタシの力の及ぶものではない。
今の自分にできることは
あまりに小さく少ないことを突き付けられた。

だけどあのわずかな時間
あのコが見せてくれた美しく暖かな太陽は
間違いなく、あのコの中にある。
今は、それを信じることしかできないのが、悔しい。


起きている間中、何をしてても常に
右手を覆う包帯が視界に入る。
その度に、あの時のことが何度もフラッシュバックする。
太陽と、嵐の黒雲と。混乱。


痛い。痛いよ。

だけど
痛いのは

傷じゃない。

ココロだ。


この傷の深さは
飼い主さんと、あのコのココロの傷の深さだ。













 | HOME | 

Graceのブロマガ

犬に興味のある方や、しつけインストラクター向けのディープな話題。ブログでは語りきれないGrace的思考のアレコレ。興味のある方はぜひ。(有料記事)

プロフィール

Grace

Author:Grace
ドッグトレーニングインストラクターにして、只今闘病中。乳がんステージⅢbからのサバイバルを目指しつつ、日々想ふことあれこれふわりふわり。

2014/2
7cm大腫瘍発覚
リンパ節転移
ステージⅢb

2014/3 
CVポート埋め込み
抗がん剤開始
FEC×4クール

2014/6 
ハーセプチン+ドセタキセル×4クール

2014/9/29
切除手術(右全摘)
腋窩リンパ節郭清

2014/11/4
ハーセプチン×14クール

2014/12/18
ホルモン治療タスオミン開始
(5年間予定)

2015/1/21
放射線治療25回 50Gy

カレンダー

03 | 2019/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

かうちゃん

ブログ内検索