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犬のしつけインストラクター乳がんステージⅢbからのサバイバル挑戦

CT検査に行ってきました

貴重なお休み

がんの経過観察のための検査へ行ってきました。


待合室にて。イジイジ。
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何がいやって。
血液検査とCT造影剤、1日に2回も針を刺されるってこと!!!!


今まで造影剤は比較的へっちゃらやったのに
今回は初めて気分が悪くなり。


腎臓を保護するための生食点滴
20190830135107245.jpg
この風景見ると思い出すねんな・・
4年前の、治療の日々。


まだたった4年前かあ・・という気もするし

一方で

ステージ高すぎる進行がんに
2020年のオリンピックは見れないんじゃないかと
覚悟したけど

多分、来年を迎えることができそうだという
ここまでの道のりの長さを想ったり


ヒトは感謝を忘れると不幸になる、っていうけど

ほんまやな、って思うわ。


度々発作を起こしながらも
れっちゃんが傍にいてくれて

家族がいて友人がいて

ヤンチャやけど可愛いわんこたちがいて

いつでも自由に水が飲めて
美味しく食べることができて

美しいものを見ることができて
好きな音楽を聴くことができて
良い匂いを嗅ぐことができて
自由に話すことができて

多少の痛いところはあっても
のたうち回るほどでもなく

当り前に呼吸ができて
(呼吸苦はほんまにしんどい)


これで「なんてアタシは不幸なの」なんて言ってたら
大バチ当たるな。


がんになって失くしたものも多いけど

大切なものを失くしたがゆえに

与えられていたものにも気が付いたな。
今、病気を知る前よりも豊かだと思える自分がいる。


検査の結果は来月の診察で。

ヨカッタヨカッタになるか
知らぬが仏だった、になるか

いずれにせよ、平穏な今日の一日は
宝物やなあ。
ほんまに、そう思う。




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低気圧浮腫とGFIA準備

台風被害、みなさまのところでは大丈夫でしたでしょうか。

今のところ、我が家近辺では大きな被害は出ていない様子、
このまま立ち去ってほしいなあ。

って、GK9の除草シートは大丈夫やろか。

明日、風がおさまってから見にいってきます。
どうか、去年みたいにめくれていませんように(泣)
過去記事:飛んでめくれて
過去記事:除草シートとおケツにロック・オン


お盆休みの間に
GFIAのセミナー用資料(パワポ)を作らねばと思って
愛用のノートPCに電源を入れるも

台風の低気圧よ。


抗がん剤治療をしてからというもの
すぐに浮腫る体質になってしまったらしく

特に気圧が下がると
見事に体調が悪くなる。

今日も台風が近づくにつれて
みるみるうちにカラダに水が溜まっていくのが分かって

半日で1Kg増えるねんな、体重が。

それと同時に呼吸がしづらくなって
頭が痛くなり
耳も聞こえなくなってきて

はい、ダウーン、てなる。

少しPCに向かってカタカタカタ・・と作業しては
そのまま後ろにドデン、と伸びるのを繰り返してました。
(ノートPCは座卓で使ってる)


今回のテーマは「GK9流のパピークラス」について
5時間のセミナーなんですが

自分がやってることを改めて体系化して
分かりやすく伝えるってのは
本当に難しいもんです。


たったの5時間で
GK9のパピークラスメソッドの全てを伝えるなんて
到底ムリな話やけれども

軸をブレさせることなく
膨大な情報の中からどれをピックアップして伝えるのか
それをどんな順番で伝えれば深い理解に繋がるのか

考えて考えて考え抜くんですけども

改めて
自分が一番大切にしているものは何なのか
ってところに戻ってきて

それを”言葉にまとめて伝える”って壁に
またブチ当たって

ドデン、とひっくり返って伸びるワケです。

今日一日かけて
できたのは1/4くらいかな。
やっと背骨ができたくらい。

ここからもっと整頓して肉付けして

さてはて、どんな資料が完成するやら?


GFIA、3名の二期生が増えます。
楽しみ~♪









名乗るはたやすく

この仕事を選んで十数年
数千の飼い主さんとワンコを見てきて

そんなに長い間インストラクターやってりゃあ
もはや経験豊富で

今や
おほほと余裕かまして仕事してるんじゃないかと
思う人もいるかと思いますけれども

んなことないで。いっこも。

最初の頃から全く変わらぬ全力疾走の日々。
余裕のヨの字もねーわ。ほんま。


たくさんの飼い主さんとワンコとの出会いがありました。

駆け出しの頃、飼い主さんからの切羽詰まったSOSに
必死に立ち向かうも

講座でほんのチョッピリ教えてもらった
なけなしの武器(問題行動マニュアル)振り回しても
到底太刀打ちできるはずもなく

今やOKグーグルですぐに出てくる程度の
ありきたりで薄っぺらい知識と
未熟な技術を御守りみたいに握りしめて

「どうしてうまくいかないんだろう」
なんて

今振り返れば

当り前やろーー
それで全部の問題が解決すれば世話ねーよ!

ってレベルで

もがき苦しんでたっけな。


マンションで吠えの止まらぬMダックス。
本当に、ずっと吠えてて。

無駄吠え防止グッズもありったけ試し
習った無駄吠えトレーニングも全く効果なく

吠え続けるワンコに
「うるせーんだよ!!!」と
家族が椅子を蹴りつけるのを
何もできずに見ているだけだった。

このコが、
「問題だけを消そうとしちゃダメだ。
問題が起きる根本を改善しなければ」
と後に気づかせてくれたっけ。


網戸を破り
テーブルの上に立ち
やりたい放題で暴れまわるボーダー

家族への咬みが止まらぬフレブル

もう飼えないと言われた柴

通行人を咬んでしまったMIX・・・


どれもこれも
当時の自分には手に余るケースばかりで

いつも訪問レッスンの帰りには
車の中で泣きながら帰ったっけな。

あまりの自分の役立たずぶり
不甲斐なさと
悔しさと
申訳なさと

そしてその相談に乗ってくれる先輩も仲間も
誰一人いなくて

「オマエ、この業界におらんでええ人間ちゃうか」
って何度も自問して。


どんなトレーニングをしようとも
犬が、人間の都合に合わせて100%変わることなどない。
犬は犬であり、そのコはどこまでいってもそのコで。
つまり、トレーニングには限界がある。

犬だけを無理に変えようとしてもダメなんだ。
飼い主さんの”正しい理解”も、不可欠なんだ。
そう気づかせてくれたのは、このコたちだった。


クラスレッスンも泥沼からのスタートやったな。

分かりにくくてつまらんレッスンには
飼い主さんは来なくなる。やめていく。

そんなシンプルな現実の前に
何度も打ちのめされて
ただただ、タバコの本数が増えるだけの毎日やった。

そんな時、やっぱり相談に乗ってくれる人も
アドバイスをくれる人もいなかった。
上司からは、「ふん。ヘタなんじゃない?」って返事が返ってきておしまい。


よくあの状況で、この仕事を続けられたな、と思うわ。今でも。
なんでやめへんかったんやろうなあ。

「できない」って泣いてる自分。
だけどもっと泣いてるのは
本当は飼い主さんとワンコだ、って気づいたからやろか。


とにかく飼い主さんの期待を裏切りたくなくて
涙を止めたくて

そう、
「飼い主さんを笑顔にしたい」なんて
大それたことなど願わない。

ただ、
「せめて涙を止める力が欲しい」
ことだけを一心に願って

手当たり次第に手段を択ばず
あらゆる知識と情報をかき集めた。


習ったトレーニング方法など
基礎の基礎のそのまた基礎にしか過ぎず

じゃあ
一体何が足りないのか
どうアレンジしなければいけないのか
そこにはどんなロジックが必要なのか

そのロジックを構築するために
犬の心理をどう扱わなきゃいけないのか

そもそも犬ってどんな習性と思考を持っているのか

ヒトと犬は本来どんな関係なのか

この社会でそれはどうあるべきなのか

考えて考えて考えて


果てには人間の心理学から
児童心理学障碍者心理学を読み漁ってヒントを求め

ドッグランに通っては
犬たちの習性と会話に目を凝らし

自分のレッスンをビデオに撮っては
改善点を毎日ノートに書き出し

あらゆる場面で、「!」と思ったことや
気付いたこと、ひらめいたことを書き出し

自分が立てた仮説を
実際のワンコで何度も検証する

そんな事を何年もずっと続けてきた。


今でも

毎晩必ず1時間ネットで情報を集め

テレビを見てる時も
なにげに出てくるヒントをメモに取るための
ノートとペンはテレビの横に必ず置いてる。

それを後からブレインノートにまとめて清書する。
※ブレインノート・・一度手に入れた情報を忘れないように、手書きで書いてるノート。
ワタシの外付けハードディスクみたいなもん。


そんな日々を重ねても
なおこの仕事は果てしなく
できないことや分からないことだらけで

ワタシのちっぽけなスキルに加えて

がん治療の後遺症で
力が入れられなくなった右腕と
反応が鈍くなった右手

やっぱり余裕なんて生まれるはずもなく

日々向き合う飼い主さんとワンコを前に
色んな汗をかきながら
悩んだり考え込んだりするワケです。



「私はインストラクターです。」
「私はトレーナーです。」


そう名乗ることはいともたやすい。

しかし本物であること
本物であり続けることこそが難しい。


「そのチカラ」
がなければ

飼い主さんの涙は止められない。
ワンコの苦しみを救えない。

じゃあ、飼い主さんとワンコはどうなる?って話で。

じゃあ、自分は今日から、何をする?って話で。



なけなしのワタシのメソッドを
受け継いでくれる人たちに。
惜しまず、伝えようと思います。

8/21 GFIA。
今回から、二期生も受講スタートです。





つまらんオトナになってないか


ワタシが専門学校の講師をしてた頃

授業が終わり、
教務室へ帰ろうと乗ったエレベーターに
男子学生が2名、乗ってきたんな。


彼らはワタシのゼミの生徒ではなかったし
知らない子たちやってんけど

口々に
「○○(教務の男性の先生)、嫌いや!」
「ムカつく。ほんまアイツ嫌いや!」

って吐き捨てるように言ってた。


その教務の先生はワタシも知ってたし
なんやかんやでお世話になってたので

純粋な疑問で

「なあ?○○先生の何がそんなに嫌いなん?」
と聞いたらば

「アイツ、つまらん。」

って返事が返ってきて。


あの先生の何がそんなにつまらんの?
と聞きたかったけれども

ちょうどその時ワタシの降りる階に着いて
ドアが開いたので

「そうか。じゃあ、キミはつまらんオトナになるなよ。」

と言ってエレベーターを降りた。


あの時聞けなかった問いを
今でもずっと考え続けてる。

つまらんオトナ。

ってどんなオトナ?


ほど真っすぐで
正義感の塊のような時代。

オトナのズルさや嘘を敏感に感じ
逃げの姿勢や弱さに嫌悪する。

組織に迎合して自分の意見を持たないことや
長いものに巻かれて
したり顔で説教することへの憎悪。

冒険しない。闘わない。
保身に走る。
古いものにしがみつく。
そんな姿勢への軽蔑。


そんな青臭い尾崎な時代の彼らが
ワタシはめっちゃ好きで

休み時間の喫煙所で

タバコを吸いながら彼らと話をするのが
大好きな時間やった。


あれから数年経って、
彼らも社会人になってるやろうけど

どんなオトナになってるんやろうな。

つまらんオトナになってないといいな。



で、アタシはつまらんオトナになってないか。

あのときの彼らに恥じないような、
オトナでいることが出来ているだろうか。

(少なくとも、見た目は尖ってる)
20190730232304383.jpg
偶然、また補佐役とカブった!!





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Graceのブロマガ

犬に興味のある方や、しつけインストラクター向けのディープな話題。ブログでは語りきれないGrace的思考のアレコレ。興味のある方はぜひ。(有料記事)

プロフィール

Grace

Author:Grace
ドッグトレーニングインストラクターにして、只今闘病中。乳がんステージⅢbからのサバイバルを目指しつつ、日々想ふことあれこれふわりふわり。

2014/2
7cm大腫瘍発覚
リンパ節転移
ステージⅢb

2014/3 
CVポート埋め込み
抗がん剤開始
FEC×4クール

2014/6 
ハーセプチン+ドセタキセル×4クール

2014/9/29
切除手術(右全摘)
腋窩リンパ節郭清

2014/11/4
ハーセプチン×14クール

2014/12/18
ホルモン治療タスオミン開始
(5年間予定)

2015/1/21
放射線治療25回 50Gy

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