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犬のしつけインストラクター乳がんステージⅢbからのサバイバル挑戦

N&Aセミナー7月

はい、今月もノービス&アドバンスセミナー開催。


真剣に学んで、考えて、ディスカッションする仲間たち。

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・・と

スカイプちゃんと化したHさん、Fさん。
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いらっしゃーい♪


彼女たちは自分で動けないんで(そらそやわ)

メンバーにいたわられて常に特等席。



セミナーでは、余興もあります。


漫才コンビ「シマシマシスターズ」
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「タテ子でーす」「ヨ子でーす」


いやいや、ちゃうねんで。

これ、れっきとしたワークショップ。

ITが日常的にする説明を、
もっと分かりやすく!もっと飼い主さんの心に届くように!
どうやって説明するか、の練習。


決して、漫才ではない。


・・はずなんやけど。


あれ、やっぱり漫才やったんかな。
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なんかそんな気もしてきた。おかしい。




犬のしつけ、トレーニングにも流行がありましてね、
十数年前までは、「リーダーシップ論」がハバをきかせてました。

「犬が言うことをきかないのは、あなたをリーダーだと思っていないからだ」

等々の、アレね。


でもそれは、不透明な精神論ベースで、感覚的な部分があまりに多く。

まるで
「砂糖少々、醤油少々、みりん少々、アナタのセンスで調理してね」
みたいな。

センスの良い人なら、確かにそれでそれなりにうまくいく場合もあるけど


じゃあ、センスがないと犬をしつけられないのか、という
声に伴って登場したのが、ただいま大流行の科学的な学習理論。


「いやいやいやいや、センスがなくってもできるよーん。」

「学習理論ってレシピがあってね。」

「それは科学的なカッコいいやつでね。」

「やり方さえ覚えれば、誰だって簡単に出来るんだよ。」

「だって、犬は単なるブラックボックスだからさー。」
※ブラックボックス・・中身の構造をよく知らなくても、別に問題なく扱えちゃうモノのたとえ。テレビの内部構造は知らなくても、幼児でもチャンネルは回せる、的な。

「科学的な学習パターンに当てはめて強化すりゃ、
 犬なんて思い通りに動かせるイキモノなんだよ。」



ありゃりゃー。

犬がテレビになっちまったぃ。

さしずめコマンドはリモコンってとこかな。
電池は、フード?



そこには、犬のココロや感情、情動に対する知識も認識も、ない。

純粋に、お金を入れるとジュースが出る、自動販売機扱いになってしまった。



子犬への社会化は、ひらすらオヤツか。

好奇心と警戒心のはざまで葛藤する子犬のココロは、
オヤツによって育つのか?

信頼する者の励ましの声や、態度でなく。



『ほめるしつけ』
その「ほめ言葉」は、単なる食べ物の出る合図か。

それなら、わざわざ「ほめ言葉」でなくてええんちゃうん。

「いい子だね~」の代わりに、
鼻でもつまんで感情を込めずに「バカだね~」って言ってりゃええやん。

それでも、犬は覚えるさ。
それが単なる食べ物の出る合図の「音」ならさ。

だけど、そこに感情の共有は生まれない。


ちげーやんね?

そんな無機質なインストールがしたくて、犬と暮らすんじゃないやんね?


「アンタ、すごいね、出来るんだね♪」
「ありがとう、してほしいこと分かってくれて、ありがとう♪」

「大好きーーー!!」

そんなココロの触れ合いが欲しくて、わざわざ犬と一緒にいるんでしょ?

それを伝えたくて、インストラクターという仕事を選んだんやんね?



だからウチでは、褒め言葉なんて決めへん。

行動をマークするための「そう! (or Yes!)」はあれども
その後の褒め言葉は『一番ココロを伝えられる言葉でご自由に』やねん。


その褒め言葉の後に

犬のドヤ顔を見れるやろか?

次々差し出されるオヤツに、犬はうつむいたままちがう?






イアン・ダンバーも嘆く。

「いつから、犬のしつけは
こんなに冷たいものになってしまったのか」




科学的な学習理論は、「砂糖少々」から新しい世界を広めた。

そやけど、今度は

「砂糖46g、醤油87cc、みりん24cc、ハイ、料理にココロはいりません」


行き過ぎーーー!!


新しい説が出る。

みんな飛びつく。

やがて拡大解釈や縮小解釈のアレンジが始まり

最初に提唱した者の意図とは、全く違う場所に形を変えていきつく。



なんか、そんな流れを感じるねん。

今のしつけに。


犬たちを理解するための科学
彼らの余計な負担を取り除くための科学
であって、
ブラックボックスを動かすためのだけのマニュアルにしたらアカンのよ。

彼らは、ロボットちゃうねんから。



私は、プロには”科学”も”感性”もどちらも大事、と思う。
バランス、かなあ。


”犬たちのココロ”を感じ、受け止める感性を持とう。
まずは、伝える私たちインストラクターから。

そして、その科学的知識と
豊かな感性をもって提示する、具体策。




漫才だけでなく、そんな、真面目な話もしますのよ。ウチのセミナー。

・・したっけな。

したような気がする。


どうやったかな。











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Graceのブロマガ

犬に興味のある方や、しつけインストラクター向けのディープな話題。ブログでは語りきれないGrace的思考のアレコレ。興味のある方はぜひ。(有料記事)

プロフィール

Grace

Author:Grace
ドッグトレーニングインストラクターにして、只今闘病中。乳がんステージⅢbからのサバイバルを目指しつつ、日々想ふことあれこれふわりふわり。

2014/2
7cm大腫瘍発覚
リンパ節転移
ステージⅢb

2014/3 
CVポート埋め込み
抗がん剤開始
FEC×4クール

2014/6 
ハーセプチン+ドセタキセル×4クール

2014/9/29
切除手術(右全摘)
腋窩リンパ節郭清

2014/11/4
ハーセプチン×14クール

2014/12/18
ホルモン治療タスオミン開始
(5年間予定)

2015/1/21
放射線治療25回 50Gy

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