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犬のしつけインストラクター乳がんステージⅢbからのサバイバル挑戦

NHKの番組ザワザワ

相変わらず、凍り付いてます。GK9。

水、出ません。
トイレ、氷が張ってます。←使えない

昨日なんか、便器にツララができてたもんね。
初めて見た。なんだこりゃ。

この寒さのためか、ちょっと風邪ひいてます。
熱はないけど頭痛と倦怠感、鼻水がひどい。
咳は少々。
(補佐役も同時期に体調崩壊)

それでも寝込む余裕もなく
アレコレ仕事してますが
3日目の今日、「山は越えたかな?」て感じです。
エライぞ、ワタシの身体。
エライぞ、補佐役の身体。
よくふんばった。


さて。

先日のNHKのTV番組が放映されてから、
にわかに周囲がザワついています。

同じ業界の人々の意見やら
飼い主さんたちの反応やら。

そんな中で、ワタシの見解に耳を澄まして下さってる方も多い空気感を
ヒシヒシと感じてますが

あの訓練士さんの手法や方向性について語り始めたら
多分2時間は論ずることが出来そうなので

そして中途半端にそれを論ずることは
思わぬ誤解を招きそうなので

ここでその見解を述べることは避けようと思います。


しかしそれ以外に
「んーー・・」と思ったコトは

番組自体が
「多様性の重要さ」については触れようとしない番組構成なんだな、ってこと。
(残念)


訓練士さんは言ってたよね。
「噛むようになった理由は色々なんです」

本当は、その後に言葉が続いていたんじゃないのかな。
「だから、犬によって訓練方法も色々です。」と。

多分、収容されてる全ての犬たちに、
竹刀でどつきゲンコツでポカポカしてる訳じゃないんだろうな。
それは、フードを実に細かく、それぞれの犬に合わせて調合しているところからも
うかがい知ることができる。

しかし、多分番組プロデューサーさんの意向では
その部分は特に重要ではなく

インパクトのある部分だけを抜き出すと

「噛む犬の矯正は一律こうして(殴って)ます」

と仕上がり

だけど、命を救いたいから、やってます。

とストーリーが完成する。

(いや、ほんまのことは知らんよ。実際に見てないしな。)


しかしそのストーリーの中で
「特別な訓練法です。良い子はマネしないように」と
テロップを流したとしても

それを見た人の印象はもはや
「噛む犬はああするんだ」(肯定・否定含め)
から動くことなく

「あの訓練士は鬼だ。悪魔だ。」
もしくは

「見よう見まねでやってみよう」
「命をすくう行為として。愛ゆえに。」

という
両極端な考えに安直に繋がるのが、コワイ。本当に、コワイ。


かつてシーザー・ミランが一世を風靡した時も
「にわかシーザー」が巷に出現したと同じように

矯正訓練士気取りでマネしようとする人が出てくるのは
想像に難くない。
あの訓練士さんの姿勢に感銘を受けたヒトなら、余計のこと。



改めて感じたのは
「ああ、世の中の意識は、まだまだ”多様性”の重要さに気づいていない」
ということ。

あの番組構成を考えたプロデューサーさんに
もちろん故意に隠した意図もなかろうし
プロデューサーさんからの観点を以て
「噛む犬とニンゲン」に対する問題に一石を投じたものであろうし
(NHKがあの番組を放映したのは、
いろんな意味で「チャレンジだな・・」と感じたよね)

だけど、プロデューサーさんをはじめ一般的な意識はいまだ
○○な犬の訓練→△△する(マニュアル的な)
に留まり


こういう場合、こういう犬にはこうする、
だけどこういう犬にはこうする場合もある・・

そんな柔軟さや微調節、
犬によって選択する手法の多様さ
それが必要なんだ、大切なんだ、
実はそれこそがプロのプロたる所以なんだ・・という
その意識の部分(多分訓練士さんは言っていたであろう)は
後回しになりがちなんだね・・と。

もしもその部分がきちんとあの番組で語られていれば

一頭一頭の犬を見て
そのコに合わせた(適した)対処や訓練法があり
プロはそれを見極め、調節できる技術があるからこそ

見る目がないなら、安易にマネしたらアカン。

がきちんと伝わるであろうし
伝わって欲しかった。

マネしたい人は
「犬を叩く」という行為からマネをスタートさせるのでなく

せめて「犬を見る」というところから
マネできただろうに。と。


あのチャレンジングな番組が
単なる「噛む犬の矯正に殴ること」
それがいいのか悪いのか
そんな表層の議論になってしまうのはもったいない、よなあ。

訓練手法以外にも
ブリーダー(ブリード)の問題
ショップ販売(購入)の問題
ニンゲン社会で犬を飼う意識の問題
世の中のしつけ教室や訓練所の問題
トレーナーやインストラクターのスキルの問題 etc..

実に様々な考えるべき問題点が
裏側から噴出してる番組。

そしてそれに関わる全ての人に(自分も含めて)
「殴られなきゃいけない哀れな犬」を作る加害者
になる可能性があるということ。
(実際に他の訓練所やしつけ教室で壊れた犬を何頭も見てきた)

「アンタ、良い人?悪い人?」
あの訓練士さんだけに善悪を背負わせるのは
見当違いなんだろう。
(しつこいけど、あの矯正方法の是非はおいといて)


また、大きな課題をもらいました。



ワタシは、1日もあればれっちゃんを立派な”咬み犬”にさせることができる。
201802071004001df.jpg
”彼を咬み犬にする方法”を知っているからこそ
”彼を咬み犬にさせない方法”も分かる。


全てのワンコが、お家でヘソ天で寝られるときがきますように。


※壊れた、咬み犬、などの表現がケシカラン!というご意見は
 さておいて頂きたく存じます。







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No Subject

こんばんはヾ(*´∀`*)
昨日はお疲れ様でした。
お風邪の山は越えたそうで安心しました><

昨日お話に出ていた番組のことですね。
私は見てなかったので先生たちのお話だけでも二通り感じたことがあったことに耳を傾けていました。

お話のあらすじだけを聞いて感じたことなので、番組を見ていたら違ったかもしれませんが・・・。
人間にも褒められて頑張ろうと思える子、調子に乗って頑張ることをやめてしまう子。
叱られてナニクソと頑張れる子、落ち込んでしまって諦めてしまう子がいますから、わんちゃんにも決まった躾けってないと思いました。

私は叱られると自分はなんて駄目なんだろうと落ち込むタイプで、褒められるともっと頑張りたいと思うんです。
あずきはまだ理解しきれていませんけど、褒めると次も頑張れるタイプだと思います。
叱ったことは繰り返しちゃうことが最近判明しました(oωo;)

トイレもシーツにしたらもみくちゃに褒めて褒めておやつをあげてみたところ、おしっこした時に私が別のお部屋にいても鳴いて【したよー】と知らせてくれたりします(*´-`*)
普段お家では鳴かないので、おトイレの時のお知らせが明らかに報告なんですよね★

このルールだと私がおトイレに気づく度に必ず当たり前のことだと思わないでずっと褒めるということになるんですけど、これは私とあずきのお約束で破らないで続けたいと思います(*´꒳`*)

Re: 池田あずきさま

お陰さまで、まだ少し症状は残ってますがおおむね改善してきました。
ありがとうございます(*´꒳`*)

番組、オンデマンドで見ることができます。もしもご興味があればご覧くださいね。
とっても考えさせられる内容です。
叱るだけのしつけ。褒めるだけのしつけ。
そのどちらもが、両極端で歪なもの・・見てない、向き合ってない。
時に抱きしめ、時にビシッと伝え、そんな「きちんと本気の向き合い方」は、薄っぺらなしつけマニュアルを遥かに超える「根本」なのだろうと感じます。

ほんとうにそうね。色んなタイプの人間がいますね。
あずきママは凹むタイプなのね。^^;
私は「なにくそー!」と反発して、「二度と同じことを言わせるものか!!」と意地になるタイプです。(笑)
あ、でも褒められると有頂天になってやっぱり頑張ります。(爆)

タイミング、強さ、叱るって実はとても難しいことで、ほとんどの場合は「どうして機嫌が悪くなったんだろ?」とほとんどのワンコは思ってるみたいですよ。
それでほとんどの飼い主さんは「ねえ、ご機嫌直して♪」と言ってるのを「謝って反省してる」と勘違いして、「また同じ失敗してるーーー!!キィーー」てなる。(笑)

あずきちゃんオシッコ吠えてお知らせしてくれますか(*^^*)
そういえばれっちゃんも幼い頃、ウ○コすると吠えて知らせてくれました。
・・だけど、それは分離不安でした(ノ_-。)
私が2階に行くと必ずウ○コを絞り出して吠えてたっけ。
「おおーい ウ○コ片付けに戻ってこーーーい」

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犬に興味のある方や、しつけインストラクター向けのディープな話題。ブログでは語りきれないGrace的思考のアレコレ。興味のある方はぜひ。(有料記事)

プロフィール

Grace

Author:Grace
ドッグトレーニングインストラクターにして、只今闘病中。乳がんステージⅢbからのサバイバルを目指しつつ、日々想ふことあれこれふわりふわり。

2014/2
7cm大腫瘍発覚
リンパ節転移
ステージⅢb

2014/3 
CVポート埋め込み
抗がん剤開始
FEC×4クール

2014/6 
ハーセプチン+ドセタキセル×4クール

2014/9/29
切除手術(右全摘)
腋窩リンパ節郭清

2014/11/4
ハーセプチン×14クール

2014/12/18
ホルモン治療タスオミン開始
(5年間予定)

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放射線治療25回 50Gy

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