napper

犬のしつけインストラクター乳がんステージⅢbからのサバイバル挑戦

GK9工務店

まだ雪の残る日、GK9に届いた大量の物体・・
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さて。



Uちゃんのママから剥ぎ取った頂いたツナギに身を包み。
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ツナギってほんとに楽やねんな。
暖かいし草は入らんし、どんなにしゃがんでも背中も出ないしお腹も苦しくないし。




雪中作業に備えて、防寒装備も整え。
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いざ、出陣。





よっこらせ、どっこいせ
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べろーーーん
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ハイ、ついに防草シート発動です。
一年の半分以上続く、雑草との戦いに終止符を打つべく。



大斜面の上からシートを広げ、ズリ落ちながらカナヅチで1本ずつピンを打ち込み。

右手は使えないので(リンパ浮腫なるから)
左手でカナヅチを使うんやけど

もー右手殴られて青あざだらけ。



それでも何とか斜面の1/2を覆って
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改めて広いわー。




めっちゃ中途半端なとこで防草シートが尽きてしまった。
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計算間違い。ぜんっぜん足りへんやないか。

今回のシートの全長120m。
打ち込んだピンの数350本。


んーー多分まだあと100mはいるな。

それでも、春から秋まで続くあの草刈りウオーズを楽にできるなら。

肋骨があと2.3本折れても構わない。(構うわ)



本業は犬のしつけインストラクターやけど
実際にレッスンするのは何分の一かで

レッスンに至るまでにその他の作業が実は何倍もある。

まあGK9の草刈りはちょっと特殊やけど
教室の清掃や整備、整頓もしかり

道具をそろえたり作ったり
カリキュラムを考えたり
内容を何度も検討したり

知識のブラッシュアップ
トレーニングスキルの向上
毎日のカンファレンスと振り返り
飼い主さんへの対応


レッスン以外の時は
ヘラヘラ笑ってるか寝てるか食ってるかといえば
決してそうでもなく

1レッスンするのに多分5倍以上の労力はかかっとる。
(もちろんこれは補佐役も同じ)

それでも、私たちにはそれがちっとも苦にならないのは

やっぱり大好きな飼い主さんたちとワンコの笑顔が見られるのが
嬉しいからなんやろな。



防草シート、あと半分、ガンバリマス。





フローズンGK9

全国的に爆弾寒気のここ数日

皆さまのところで被害など出ていませんか?



雪が積もって2日、まだ融けずに斜面は真っ白。
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そんな朝の補佐役

「こっちは雪がいっぱいですねー♪」

「足跡付けて遊んじゃいましたあー(^O^)/」


都会っ子か。



鍵を開けて1Fのレッスンルームに入ると

なあ・・外より寒くない?


結露が凍っとるの、初めて見たーーー(室内やで)
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水滴に見えるけど、実は氷。



2Fレストルームでは

これまた流れた結露が凍っとる(室内やで)
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ダンゴムシのスケートリンク。

いったいどんだけ冷えるねん、この教室。



おまけに

この極寒やのに2Fのエアコンが動かんぞ?と思ったら



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いやん なんかくっついてるー




室外機、凍り付いてファン回らず。
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うそーん


その他にも
水道管が凍って水が出ないとか
トイレの水に氷が張ってるとか


四季を満喫させてくれるGK9です。




積雪とえべっさん

昨日の午後、突然雪が降りだし

あれよあれよ?

と言う間に真っ白につもりはじめたんで
レッスンは午後から休講になっちゃいました。
(写真撮るの忘れたー)


今日もまだ雪が融けず、
飼い主さんとワンコたちの安全を考えてお休みに。
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会えなくて残念だけど、
無理して来てもらって、何かあったらたいへん!



珍しく少し時間が空いたので、
おそるおそる雪の中近くの神社さん(えべっさん)へ。

どんど焼きの炎。
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いつまで見てても飽きないわあ。

ここんとこずっと、くるくるくるくる動き回ってたな。
息つく間もない時間を過ごしてたな。


ゆらめく炎には、人のココロを癒す力があるとか。

昔、人の暮らしの中には炎が当たり前にあった。
食事を作る
風呂に入る
暖を取る
不要物を燃やす

炎と向き合うとき、
人は穏やかなココロで無心になる。

だけど、便利な生活の中にはゆらめく炎はない。

ワンタッチで
風呂がわき(ウチは100タッチやけどな)
ご飯が炊け
調理ができて
温かな部屋になる。

なんならガスの炎すら使わずに
電気でほとんどが事足りるようになってきて

ヒトは「炎」と付き合うことがほとんどなくなった。

それがヒトのココロに及ぼす影響は大きい、と言う
研究者もいるとか。

まあ、分かるな。

便利になって、ますます人は忙しくなったもんな。



今年のえべっさんでは、福笹の代わりに
初めて鏑矢を買ってみた!
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破魔矢と鏑矢、意味が違うんですってね。
ウチは鏑矢をチョイス。

そしてこの神社さんでもおみくじをひいてみたら

「吉」

夏冬ともに

暑き強く 寒さ厳しくして良く実るものなれば

すべて苦ありて後に楽しみあるものぞ



うーわ。
新年のおみくじと同じこと言われた。
過去記事:2018年あけましておめでとうございます

後でええことあるからな。
今はがんばれ。

まあ、神さまお2人(?)から言われちゃったから

うん、がんばりますよ。
がんばりますとも!







2018年あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

て、もう5日やーん。

出遅れもええとこ。


お正月休み、なんてのどかな時間を過ごす間もなく、
普段以上に忙しい日々を過ごしておりました。


れっちゃんのこの笑顔、胸キュンキューーーン♡
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ワンコも穏やかだとタレ目になる。



ってことで、GK9も新年の飾りつけを。
1Fレッスンルーム
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1Fレッスンルーム
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2F組事務所レストルーム
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いつも季節のディスプレイはワタシが一人でやるんやけど

今回は忙しい補佐役も参戦してくれました。(Thanks!)


2Fレストルーム
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守り神のれっちゃん&花梨もお正月仕様。



2日、近くの氏神さまへ初詣に行ったんな。
ほんでおみくじひいたんな。

おみくじって、神さまからのメッセージっていうやん?


どんなメッセージやったかというと

「末吉」

今は仕事の苦労が
絶えないが

常に信心を怠らず
心尽してはげめば

陰徳あらわれ
時を経て
幸せは与えられる



ねぎらいーーーー!!!

もう、頭を垂れたよね。

ありがとうございます。
今年もココロを尽くして励みます。


初詣の帰り。
教室に立ち寄りました。
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夕焼けにそびえるGK9。



私たちの城、私たちの砦。
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私たちの、夢の場所。




GK9から望むスーパームーン
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早くも、幸せ。





新年レッスンのために作成
Grace神社
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守り神れっちゃん
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さあ、大好きな飼い主さんたちとワンコをお迎えする
準備万端ですよ。
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鮮やかな南天はGK9の庭から。




みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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笑顔でいっぱいの一年でありますように。



ブラリと本気で

最近、GK9にお勉強に来てるトレーナー志望の青年。
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昨年専門学校を卒業したてのフレッシュボーイ。
ある日、突然ブラリと教室へやってきた。「バイト、いりませんか?」って。

遠方から一人神戸に出て来て犬の勉強をしてるという彼に
なんだか妙に親近感がわいて(自分の若い頃を思い出すー)

残念ながらバイトを雇う経営状態ではないけど、
勉強したいなら来たらいい、と受け入れて
2ヶ月?3か月?くらいになるかなあ。


彼がワンコと接してるところを見てると

個性あふれるワンコたちに戸惑ったり翻弄されつつも
本当に楽しそうで。

直接飼い主さんたちや犬たちから学ぶことが
楽しくて楽しくて仕方ない、という様子。



Fちゃんのお姉ちゃん、私たちを覚えててくれてありがとうー(ノ_・。)
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本当に本当に、そのお気持ちが嬉しくて。
もったいないくらい、嬉しくて。ありがとうございます!!


GK9での研修や勉強は
教科書もないしカリキュラムもありません。

ただただ、目の前の飼い主さんたちやワンコたち
その瞬間瞬間の状況に集中して対処する。

だから当然、マニュアルなんてモンもありゃしまへん。
(あるワケない)



D&Sちゃんのママ、いつもほんまにありがとうございます(泣)
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もう昇天するほど美味しかったです。(1コ食べてからの撮影ー!)
フルーツと大福がこんなにマッチするなんて。奇跡。


GK9の飼い主さん方がこれまた本当にステキで

突然現れた彼を、皆さん笑顔で受け入れて下さって
話しかけて下さったり
時に自分の愛犬のリードを彼に託して下さったり

なんという温かな方々なんやろう。


補佐役の紹介がイマイチ足りなかったりしたクラスでは

「もしかして・・W先生の息子さん??」

疑惑が起こったりもしましたけども

いえいえ、息子にしちゃいたいくらいええ子ですが
残念ながら、オラの息子ではございませんのよ。おほほ。



Uちゃんのママ、いつもありがとうございますうー!!(そしてすみません)
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大好きなパンプキンのパン。
だから食べる前に写真を撮ろうよ。アタシ。(好物を前にすると待てない)



「そんな気を遣わないで下さいよー」て言いながら
早々と小皿を取りに行ってすみません。
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そして持ってきて下さったUちゃんのママよりはるかに早く、
補佐役が食べ終わってしまってすみません。



「技術職」って体で覚えるしかないんよな。

どんなにペーパーテストでいい点を取ろうが
どんなに見てようが

実際にワンコに触れて、撫でて(時には噛まれて)
リードを持たせてもらって、遊んで、
飼い主さんやワンコと会話をしてみて

思うようにできなかったり
失敗したり
悔しい思いをしてヘコんで

それでも
「今度こそ」と思って果敢にチャレンジする

そんな繰り返し。しかない。

「できないから」ってやらなければ、
当り前だけど出来るようにはならない。
(ワタシだってまだまだヘタクソだ)

「実践してナンボ」の世界なのだ。



なんと・・Uちゃんのママの衣装(ドッグダンス用)を褒めちぎって
羨ましそうにしてたら「あげますよ」って。
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ツナギぃぃーー!!
すみません、すみません、身ぐるみまで剥いじゃってすみません。



一緒に勉強してる仲間が言ってた言葉。

プライドを持って、プライドを捨てて、やる。


そうよな。

一生懸命勉強してきたことに、プライドを持つ。

だけど、
プライドの塊になっちゃって、できないことを恐れてやらないのは
もはや本末転倒。

一体、どうなりたいの?ってことになっちゃう。



補佐役が着てみる。
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はい、見事なヤンキーに仕上がりました。(人柄よし)



「やってみることができる!」
「させてもらえる!」
そこに純粋な喜びを感じることができる彼は、

たくさんの失敗を飛び越えて

やがて一流のトレーナーに成長するやろう。


彼が今後もGK9に居つくかどうかは分からへんけど

もしも広い世界に飛び出して行くことになっても

ひとかけらでもGK9のマインドを胸に持って
飼い主さんやワンコと向き合ってくれたら

高く旅に出る綿毛を見送るタンポポみたいに
凛、と見送ることができるかな。
(誰がアザミや!)←誰も言うてない
(誰がセイタカアワダチソウや!)←だから言うてない


もちろん、中途半端なキモチで「コツだけ教えて~」言う人には
退場して頂くけれども(マジ忙しいしな)

真剣に「吸収したい」と思う人には
ワタシも補佐役も一切出し惜しみしません。
「ここまで教えちゃってええのん?」てことまで、あけっぴろげに教えます。

学びは、本気で求める人に惜しみなく与えられる。
そんな世界であって欲しい、と願っています。









ミッフィー事件(時効なし)

寒くなってきましたねえ。


可愛いミッフィーちゃんの毛布?
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中にはれっちゃーん♪
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コワモテれっちゃんとミッフィーちゃんのギャップよ。


ミッフィーちゃん毛布、もう何年もれっちゃんの愛用品です。

寒い夜はミッフィーちゃんにくるんでもらって、
静かに背中をトントンされて眠りにつくのが
至福の時らしい。




E&Iちゃんのママから♪
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大好物のスコーーーン!
きゃーありがとうございますーー嬉しいーー♪


毎年、この毛布を見ると思い出すことがあります。

かつて一度、れっちゃんがくるまっている時に
この毛布に触れようとした人(家族ではない)を、
れっちゃんは本気で怒り狂って咬んだことがありました。

手を引いた後も相手を壁際に追い詰め、
唸り声をあげながら何度も飛びかかった。
ワタシが制止するまで、彼は攻撃行動を止めなかった。


それまで「イヤだよ、やめて」と伝えようとして
歯を当てようとするれっちゃんは何度も接してきたけど

「やりすぎちゃったね、ごめん」と謝って
ちゃんと気を配って「イヤじゃないやり方」を心がければ
受け入れてすぐに穏やかなれっちゃんに戻って

歯を当てることは致し方なく身を守るための防衛なんだ、って理解できたけど

この時は違った。

「怒りに燃え」
「憎悪から積極的に相手を傷つけようとする」
犬の姿を初めて目の当たりにした瞬間。
(しかもそれが我が愛犬という)



土から水と栄養をもらって、こんなに美しい実が実る。自然ってすごい。
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甘くて美味しかったですぅー!AちゃんCちゃん、ありがとう~~~


ワタシが間に止めに入ってもなお、
彼は目をギラつかせて
隙あらば飛びかかろうとしていて

そこにいたのは「れっちゃん」じゃなくて

怒りと憎悪で相手をやり込めようとする「猛獣」だった。

「ハウス!」のコマンドを教えておいて本当によかった、と
思った。


咬まれた人の手首には、れっちゃんの牙が刺さった跡があり、
皮膚に穴があいていて
レベル3(レッドゾーンに入る)の咬みだった。



わわわ~~~補佐役のお腹に優しいおうどん!!!
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教室に鍋を持参して頂きます~楽しみ♪♪
Aちゃんのママ、ありがとうございますーっ


咬まれた人は犬の専門家で
「自分が悪いのよ~寝てる犬に迂闊に触ろうとしたんだから」
って言って下さったけど

傷を負わせてしまった申し訳なさと
その事故を未然に防げなかった自分のふがいなさと
育て方が間違っていたのではないかという後悔と

この先自分には犬のプロになる資格なんかないんじゃないかと
(確か当時まだ勉強中)(いや今でもやけど)

しばらく立ち直れないくらい、落ち込みました。

あの時何が起こったのか
どうしてれっちゃんは(犬は)あれほど激昂したのか
これからどうすればいいのか

れっちゃんと犬の神さまから、この時
大きくて重い宿題をもらったなあ。



ヘソ天で眠る14歳。
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この無防備な彼を撫でまわせるのも、多分世界で数人だな。


この時を境に
私がココロから知りたいと願うようになったのは

「問題行動の直し方(トレーニング)」
よりも

まずは「犬と言う生き物」そのココロと心理(考え方)。


あの時のれっちゃんのココロを知りたい。
あの時のれっちゃんの怒りの衝動を理解したい。

愛おしいと思えばこそ、
その理解なくして、一方的に彼にトレーニングで「変われ」とは言えない気がして。



あれから何年も経ち

彼ら独自のモノの考え方や感じ方
習性から来る思考パターン
そんなものが理解できるようになってきて

だからこそどんなトレーニングが必要なのか、とか
だからこそこれはトレーニング云々の問題じゃないんだ、とか
ちょっとずつ見えるようになってきて


少なくとも犬という生き物は

褒め言葉とオヤツ(食べ物)
もしくは叱り

そんなものだけで全てニンゲンのお好み通りに
いくらでも変えられるような
そんな単純な動物じゃない、ってことや

私たちが思うより複雑な感性や高い知性を持っていること
自分の意思をしっかり持っているということ

知れば知るほど、「問題行動なんでも一発解決」なんかウソっぱちで
彼らは個々の”ココロ”を持っているからこそ
当然「犬を変えるトレーニング」にも限界があるんだ、ってことが
見えてきて。


いつ、どこで、誰が毛布を触っても怒らない犬にしなきゃダメ?
どんなに考えても、その必要性はワタシには分からなくて。
だから、結局特別なトレーニングはしなかった。

あの時、家以外の場所で、徹夜が続いてた。
落ち着ける自宅じゃない場所で、長時間付き合ってくれていたれっちゃんも、疲れ切っていた。
ようやく、あの時ミッフィーちゃんに包まれて、れっちゃんは眠りについた。

普段から、その人とれっちゃんは「オモチャの取り合い遊び」をしていた。
その人の伸びる手は、「今回も奪おうとする手」だと反射的に認識した・・。

普段は遊びでも、疲れている時には苛立ちに変わることもあるやろう。
疲労が強いほど、苛立ちが一気に怒りへと変化するその心理も、今なら理解できる。

・・いや、純粋に遊びだと思っていたのは、ニンゲンだけかもな。
もしかしたら、普段から
「奪い合う能力の高さ」をれっちゃんはその遊びの中で確認していたのかもしれない。


れっちゃんはワタシならば、いつどんな時に毛布を触っても怒らへんのよ。
そりゃ飼い主だから?

だとしたら、それこそが「犬と特定の人との信頼関係(絆)」ってやつやんな。
だとしたら、その信頼関係を考えずに、誰にでも触らせるようにするトレーニングって
この場合必要あるんかな。(しかも毛布)


自分だけを特別な存在としてなついてくれる、
世界でワタシだけのマイドッグ!
実のところ、みんな犬のそんな一途なトコロに魅力を感じているはずやのに

いつでも誰にでも触らせる犬や
誰が何をしても嫌がらない犬
そんなものを全ての犬に求めちゃう矛盾を感じるのは、ワタシだけなんかな?


他人が好きじゃない犬の飼い主さんは言う。
「愛想がなくて困ったコ」

他人が大好きで尻尾フリフリな犬の飼い主さんは言う。
「誰にでも愛想がよくて、私じゃなくてもいいんだわ」

えーーーワンコ、どうすりゃいいの。
(決して”過剰な”状態でもええやん、と言ってる訳ではないので。念のため。)


犬のしつけ。
不都合なことは全て「トレーニングで犬を変えてやろう」なんて、
ニンゲンは時に横暴で思いあがった考えに陥りやすいねんなあ。
(もちろん変えてあげなきゃいけない時もあるで。犬のココロの平穏のために。)

れっちゃんをはじめ
たくさんの犬たちの声なき声を聴くと
彼らの「いくらオヤツをもらったって無理だよ~(泣)」という言葉が
聞こえてくるときがある。

変えるべきこと。
理解して受け入れること。
マネージメントで回避するべきこと。

それはその犬、場面によって千差万別で
ただただ「なんでも都合よく言うことをきく犬」を求めすぎれば
きっと犬の神さまに叱られる。


オヤツを使った暴君になっていないか。
オヤツを使うから全て優しい、なんて勘違いしていないか。
自分が犬に求めてること、ちゃんと分かっているか。


「信頼するアナタだから、ボクは許すんだ」

そんなワンコのキモチ、
「しつけ」「いい子」の名の元に見失ってはイケナイですぞ、と

毎年ミッフィーちゃんが語り掛けてくるんだな。

だから、この毛布は捨てられないねんなあ。







レッツゴー現場と成長するツリー

まあ、確かに迷彩柄は好きやし

ミリタリースタイルってのも好きなんやけど



一歩間違うと



ブーツが安全靴に見えるまでの現場仕様。(三歩間違えた例)
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今日は今からどちらの現場まで??




・・コホン。




GK9トレーニングルームの180cmツリー。

こっそりとオーナメントが増えてたりして、
まだ成長し続けてるんですが
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密かにもくろんでいたプロジェクト、ようやく発動。


それは

ワンコたちへのプレゼントを、ツリーに実らせること♪
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ゲットの仕方はクラスやトレーニングレベルに合わせていろいろ。


そやけどなあ。

この「あえてブラ下げる」(過去記事)
を実際にやってみて感じたことは

いやん、みんなホンマにお利口さんやんかーい。

ビビるコ、おらへん。
飛びつくコ、おらへん。
オーナメントくわえようとするコ、おらへん。

「??」と鼻を近づけるワンコはおっても

ワンコが純粋に「?」と思ってるときは優しく見守り
くわえそうなそぶりを見せると即座に制止できる飼い主さん方のナイスハンドリング。


通って下さってる飼い主さんのお一人が言うてはりました。

「今年はツリーが、部屋に飾れたんです!無理だと思ってたのに!!」って。

うん。やっぱりこれで良かったんやな。
ちょっと冒険やったけど。
何もかもを遠ざけてばかりいなくてよかった。



愛すべきワンコたちへのプレゼントはクッキー。
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あ、でもちゃんとワンコの様子や性格は見ないとアカンよ。
むやみに置いて事故を起こしたら絶対ダメ。
(自宅でのコトは責任取らへんからな~)

無理と大丈夫の境目。
その見極めは本当に難しいんやけど


無理と分かったら即座に対応するのが
本当に良い飼い主さんやからね。

それも含めて、大切なレッスンのひとつ。


大切やけど難しいこと。
それから逃げない、ごまかしたくないGK9流。



補佐役のお腹に優しいランチメニュー

Nママさんに頂いたお土産~♪
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そば煎餅ととちの実煎餅、
頂いたその場でボリボリ・・どっちも美味しかったですぅーー!!
ごちそうさまでした♪



ここんとこお腹の調子が悪かった補佐役、
それでも一日も休まずお仕事に来てくれる
その責任感と根性はほんまにすごい・・ワタシが彼女を尊敬することのひとつ。


補:「お弁当持ってきました。今日はお腹に優しいメニューにしました。」
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へええー どんなメニューなん?




ぱか。
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うどんセットやったーー(ネギ付き)


そやけどな。
いくらお腹に優しいとはいえ、

うどん一人前+梅がゆ一人前

は食べ過ぎやと思うで。



タイムカプセルカイロ

教室への出勤直前、
補佐役から電話がかかってきました。

まあ業務連絡やってんけど、
話のついでに補佐役が言うには

「3日前からお腹が痛い」らしく。


それでも出勤してくれる頑張り屋さんの補佐役に、
お腹を温めるカイロを家から持ってってあげました。


おなじみ、「衣類に貼るカイロ」
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いやん、もしかしてアタシ優しい先輩なんちゃう?


嬉しそうに受け取った補佐役

一瞬フリーズして
「え・・コレって、大丈夫なんかなあ・・」てつぶやく手元を見ると

有効期限2001年12月
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16年前のカイロでした。

16年前て・・何してたっけ??
ミレニアムの翌年よな。

少なくともれっちゃん(14才)はまだ生まれてないな。


それでも補佐役、一生懸命振ったりもんだりしてましたが

残念。
さすがに寿命が尽きていたらしく、温まらず。


何かの予感がしたのか、
実はもう一個持ってきたのよ~

なんかアタシってすごくね?
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はい、今度は「貼らないカイロ」



て、これは有効期限2012年4月
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5年前に期限の切れたカイロでした。


コレはさすがに期限が切れてまだ間がないため(うそーん)

ちゃんと温まりましたよ。

良かったなあ、補佐役。
これでちゃんとお腹治してよ。(優しい)(ほんまか)



そんなタイムトリップなカイロ騒動が起きた日の午後

パピーのKちゃんを連れて来てくれた
AちゃんCちゃん姉妹から


カイロを頂きました。
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すごすぎるシンクロニシティ。


もちろん、有効期限・・
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余裕っす!

AちゃんCちゃん、ありがとう~~♪




美味なるお土産と名男優の色眼鏡

L&Kのおかーさん、いつもほんっっまにありがとうございます!
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レッスンさせてもらってる補佐役はともかく、
いつも草刈りで土に同化してるワタシにまで(泣)



昔ね、ワンコのお勉強で1泊2日のワークショップに参加したですよ。
れっちゃんと一緒に。

確か「犬の行動を学ぶ」的な内容で、講師は海外の先生やった。
広いドッグランにワンコたちを放して、
行動観察したり介入のタイミングを勉強したり。



R&Hファミリーの皆さまから、小西の黒豆パンー!
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うわーい♪いつもすぐに売り切れてしまうという幻の黒豆パンっすよ。
わざわざ届けて下さってありがとうございます。



当時まだ若かったれっちゃん、
嬉しそうにドッグランで走っていたら、
一緒に参加してたワンコに追いかけられて後ろ足を咬まれました。

ものすご大きな声で「キャンキャーーーン」と悲鳴をあげて、
咬まれた足を痛そうにひきずって、ランの端っこへうずくまってしまってんな。


れっちゃんの元へ駆け寄ろうとしたワタシを、
外国人講師の先生と主宰団体のインストラクターたちは静止した。

「今行ってはいけない。」

「怖がることがクセになるから。」

と。


うまうまっ うまうまっ♪
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広いドッグランのあっち側で、震えながらうずくまるれっちゃんの元へ
ワタシは行ってあげられなかった。

でもれっちゃんの目は、明らかにワタシに助けを求めてて、
「痛いよ。お母さんこっちへ来てよ、助けてよ」
て言ってた。

だけど講師と主催団体インストラクターたちは
それを「無視しなさい」と言って、ワタシが近寄ることは許されなかった。

その後もセッションの間中、れっちゃんはずーっと震えて縮こまってました。
目でワタシに助けを求めながら。


ドッグランセッションが終わってから、急いでれっちゃんに駆け寄り、
怪我がないかを確かめ。

幸い皮膚に咬傷や出血はなかったけど、
打撲(犬の咬傷はしばしば打撲傷になる)はあったかもな。
その後もしばらくは爬行してたから。


そやけど、その後も講師やインストラクターたちから
怪我の有無を確認されることもなく

挙句の果てに
れっちゃんに付いたあだ名は

「名男優」

やった。

「彼は大げさだ、飼い主の気を引く為に痛がる演技が上手い」
残りのワークショップの間中、れっちゃんはそう呼ばれた。


その時感じたものすごく大きな違和感と疑問。

え、もしほんまに怪我してたらどうやったん?
確認せんでええのん??
責任者としての在り方への疑問。

いや、怪我の大小にかかわらず、そら咬まれれば痛いやろ?

痛いことを「痛い」と言ってるパートナーに、
気を引くための演技と決めつけて
シカトかましたりせせら笑うのが正しいしつけなん??
それで本当に犬との良い関係が育てられるのか、の疑問。


10年近く持ち続けてきたその疑問への答えは

今でもやっぱり「NO」やわ。



そらな、何でもかんでも、庇えば良いというもんじゃない。
時には「ガンバレ!」と伝えることも必要。

そやけどな、

結局それって、

その状況が、そのワンコのキャパを超えてるのかどうか

の見極めがあってこそ、なんやと
10年かけて自分の中で答えを出した。


強すぎる依存心から、必要以上に庇護を求めるなら、
それは時にお断りすることや
介入せずに見守ることも必要やろう。

いつでもすぐに「ヨシヨシ可哀そうでちゅね~」と庇いこむことが、
かえってそのコの精神的な辛さを助長する時もある。


けど、”そのコなりのキャパ”がすでにオーバーしてるなら、
ガンバレもクソもないよな。

即座に助けてあげないと、
そのコは孤独の中で、飼い主に助けてもらえない不信感を育てるか
自分だけで対処(多くの場合は吠える、咬む)することを余儀なくされる。


だから○○の時は○○しましょう、なんてマニュアルじゃダメなんだ。


今はOK?それともNG?
その状況でワンコが学習するのはどんなこと?

とても難しく微妙な
その見極めをできること
瞬時に必要なチョイスができること
(それを教えることができること)

それがプロに求められてるスキル・・
少なくとも、ワタシがあの時ワークショップで教えて欲しかったのは
その知識とスキルやった。



「できるだけ簡単に」
「手間をかけない」
そんなしつけの方法が「飼い主に親切」なのだと
インストラクターの勉強をしてる時に習ったけど

ワタシは違う道を選ぶ。


ワンコの心理や感情、サイン、習性、言い分・・

「犬のしつけ」の上で今までほとんどニンゲン側から無視されてきた
そんな細かいコトや
時に犬の習性に合わせてニンゲン側が譲歩すること
時にきちんと向き合って主張すること
手間暇かけて育て、かかわるということ

ワンコの言い分を読み取り
ケース・バイ・ケースで必要な対応をする

ワタシはそれこそが”共に生きるパートナー”への
楽しい道のりやと思ってる。



もしも今なら

震えてうずくまるれっちゃんの元へ瞬時に駆けつけるやろう。

傷がないかチェックして
もしも大丈夫やったら
「大変な目にあったな。ま、人生そんなコトもあるさ」
と微笑んで彼の肩をポンポンと叩き

「歩けるかい?ちょっと外へ出ようか」
と誘い出し
「まあ、飲めや」
と水の一杯でも勧めるやろう。


たとえどんな肩書きであろうと
どこかの誰かが言うことが絶対正しい、間違いない、なんて
鵜呑みにしてるだけじゃあ

目の前のパートナーが悲しむ。

自分の目で見る。
自分のココロで受け止める。
自分の頭で考える。
自分のカラダで動く。

自分でパートナーと生きていく。


以後そうやって付き合ってきたれっちゃんは

公園で足をくじいた時に
・・かーちゃん、痛い・・と涙目でヒョコヒョコやってきて
「痛いの痛いの飛んでけーー」してもらって
また笑顔で遊びに行ったり

山で肉球に棘が刺さった時も
3本足でやってきて
「ココ、なんか痛いねん。見てくれへん?」て足を差し出して

指で棘をピ!と抜いてあげたら
「ありがとね♪」と手をペロッと舐めてご機嫌よく歩き出す

そんな寄り添い方をしてくれてます。



名男優?

その色眼鏡、ワタシたちにはやっぱり必要なかったねえ。
あの時、かけることを拒んだこと、きっと間違ってない。
20171128103052ccd.jpg
ねえ、れっちゃん。

ワタシと、ニンゲンの過ちを何度も許してくれて、ありがとう。





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Graceのブロマガ

犬に興味のある方や、しつけインストラクター向けのディープな話題。ブログでは語りきれないGrace的思考のアレコレ。興味のある方はぜひ。(有料記事)

プロフィール

Grace

Author:Grace
ドッグトレーニングインストラクターにして、只今闘病中。乳がんステージⅢbからのサバイバルを目指しつつ、日々想ふことあれこれふわりふわり。

2014/2
7cm大腫瘍発覚
リンパ節転移
ステージⅢb

2014/3 
CVポート埋め込み
抗がん剤開始
FEC×4クール

2014/6 
ハーセプチン+ドセタキセル×4クール

2014/9/29
切除手術(右全摘)
腋窩リンパ節郭清

2014/11/4
ハーセプチン×14クール

2014/12/18
ホルモン治療タスオミン開始
(5年間予定)

2015/1/21
放射線治療25回 50Gy

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